安全登山研修会(西部地区)in 奈良県

【安全登山研修会(西部地区)】23.11.10(河合)
【2023年11月10日~12日】
【メンバー】河合

安全登山研修会が奈良市青少年野外活動センターで開催され、受講生の方は22名。遠くは九州、四国からもおみえになっていた。
今回のテーマは読図メインで行なわれた。

国立登山研修 所長あいさつ

初日は、北村さんの登山の「PDCAサイクル」の講義。

北村さんの講義風景

次に私の「読図とナヴィゲーション」の講義。中身は、11月23日に開催される「国立登山研修所友の会(安全登山サテライト セミナー(Plus))」で話をする内容。「目指せ読図名人!地図アプリも上手に活用して賢く安全登山」というタイトルでスマホの地図アプリについて話をした。
次に私から翌日の実技講習会の進め方について説明をして1日目が終了

11日(土)
実技研修は、「コンパス123」コンパスの使い方の説明を行う。今回のテーマは読図だが、コンパスを使える方は非常に少ない。なので、今回はコンパス操作を身につけることもテーマにした。

コンパス123の説明をする河合

熱心に操作をする受講生の方

次に、奈良市青少年野外活動センター周辺のコース約10Kmを地図を見て歩く。また、今回は里山なので、テーマは「コンパスを使えるようにしよう!」と説明。また、最終的には、コンパス123のセットは10秒以内にする!というテーマをもって行った。最初はコンパスの使い方をまごついていた方も最後は「10秒以内でできた!」と喜ばれていた方も多かった。

実際にコースを歩いてコンパスを使用する

地図を見て現在位置確認

ポイント数が多いので、1,3班は奇数のポスト。2,4班は偶数のポストを確認することとして進んだ。後半の地形では、等高線の曲がり方の説明を「国土地理院のおっちゃんが意味をもって等高線をまげているんだぁ・・。」と説明し、ある程度納得されていた。

地図をクリックすると拡大します

地図の実技終了後、石田講師による緊急時対策の講義。ツエルトは持っているが、張ったことが無い方も多いため、実際にツエルトを張ることは意義があった。

「緊急時対策の実践」講義の石田講師

ロープやストックを使ってツエルトを張る。

ツエルトの張り方について説明の北村さん

①ツエルトは屋根を水平にするのではなく、片方を低くすると雨が低い方に落ちるからよい。
②なるべく自然物にロープで固定すると風に強い。ストックを使用する場合は、風に弱いので注意。
③屋根のを張るためのロープはツエルトの中を通さない方がよい。(通すと雨がツエルトの中に落ちてくる)

なるほど!と思った。

夜は、情報交換会。地図に対し、皆さんとても興味があるようで、私も嬉しくなりつい熱弁。色々な話を聞くことができ有意義だった。

12日(日)
「安全登山の指導者を目指して」と題して、北村さんの講義。山上ヶ岳周辺の地図を各班で危険箇所等を討論。地図から読み取れるリスクを知ることにより、安全登山のための対策について気づいた方も多いと思う。

今回の研修会は、豊川山岳会のホームページのアピールも研修中に行うことができ、受講生の方も満足されていて、私も手ごたえのある研修会となった。
-記・河合-

 

この記事を書いた人

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