立岩 de 沢靴登り比べ

【豊橋 立岩】2016.10.15(高橋)
【年月日】2016年10月15日
【メンバー】高橋

立岩で沢靴のシューズテストを行ってきた。
使用したシューズは
1.モンベル サワーシューズ
2.キャラバン 柳又 ラバーソール
3.5.10 アプローチシューズ キャンプ・フォー
登ったルートは 東の壁 Ⅴ- 8m
短いながらも完全なる垂壁。しかも小さいながらもハングを越えもある。沢登り中にこんなとこあったら尻尾を巻いて逃げるんだろうな。
登る前は 2>3>1 の順で登り易そうって予想。結果や如何に!?

今回は一人なのでザイルをフィックスしユマールを用いて登攀開始。
まずは2.キャラバン 柳又 ラバーソールから。

dscf3408
1本目は空荷&素手で。
2本目はザックを背負い、素手で。
3本目はザックを背負い、手袋をはめて。
<感想>
しっかりグリップする。
細かいホールドに乗っている感覚が無い。(足裏感覚は皆無)
靴に剛性がある。
掻き込みがしにくい。
足を高く上げると立ち込めない。
なんとなくアイゼンを履いて登っている時と同じような感覚。(しっかりホールドをとらえるが取り回しがしにくい)
足を大きく回さないといけない為バランスが崩れる。

続いて1.モンベル サワーシューズ

dscf3406
4本目(本日通算)はザックを背負い、素手で。
5本目はザックを背負い、手袋をはめて。
小休止後
6,7,8,9本続けてザックを背負い、手袋はめて。
<感想>
少し滑る。
足裏感覚はバツグン。(岩がささって痛いくらい)
靴はフニャフニャ。
掻き込みがしやすい。
足を高く上げても立ち込める。
カウンターバランスは滑る為出来ない。
クライミングシューズのモカシムベルクロに似た感じ。(でも滑る)

最後に3.5.10 アプローチシューズ キャンプ・フォー

dscf3409
10本目 空荷&素手で。
<感想>
グリップは良い。
少し剛性がある。
足裏感覚は少しある。
カウンターバランスが出来る。
足を高く上げても立ち込める。

今回登り易かったのは
3>1>2 の順。

とは言え今回のテストは乾いたフェースの登攀だけ。これが濡れた花崗岩の水流に磨かれたツルツルのスラブならば
2>3>>>>>>>>>>>>>>>1
って感じになるだろうけどね。

とりあえず沢靴は1
アプローチシューズは3
にしておけば余程のところは登れそうだな。

この記事を書いた人

目次