神崎川で沢登りトレーニング

【神崎川】24.7月14日 白井良岳
【西暦年 2024年7月14日】
【メンバー】L.白井、河合、中田、比嘉

今回は夏合宿の上ノ廊下の沢登りトレーニングとして鈴鹿の神崎川本流で沢登りのトレーニングをしてきました。

海の日連休は泳ぎの沢のトレーニングとして柿其川本流を1泊2日の予定で組んでいましたが、梅雨が明けきれない天気予報。
目まぐるしく予報が変わりワンチャン柿其川行けるのかと思いましたが、水量も多そうなのでいろいろトレーニングできそうな神崎川本流へ変更。
この日の予報も一時雨とパッとしない予報でしたが、どうせ濡れて登るわけなので問題なし、上ノ廊下メンバーで行ってきました。
8時過ぎに現地到着。林道ゲート前に無事車を停めることができました。
我々のほかにもう1PTが沢登りの支度をしていました。
発電所から入渓、ゴローを進んでいきます。この梅雨時なので水量が多いと思っていましたが、全然多くありません。
渡渉の練習をしたかったので水量多めを期待していてちょっと肩透かし。ん~なんでだろう?
仙香谷を過ぎ堰堤を越え最初の淵であえて急流を越えて対岸の岩場でロープを固定し、後続はロープを使って対岸に渡り岩場を登る練習。
中田君リード、対岸の岩場にカムで支点を構築し、後続は無事渡りきります。
続いて、S字のゴルジュで2回ロープを出す。
比嘉君にリードさせるとあえて難しいラインどりをする。まあ、自分も果敢に白波が立つ水流に突っ込むが一瞬水流に飲まれ、ちょっと焦る。
強引にロープをつかんで引き上げるが、もっと強い水流で荷物が重たかったらリカバリーするのも大変で流されると思う。ましてや水なんか飲みこんでむせたら溺れると思い、改めて沢登りが危険な登山だと思い知りました。
お昼は河原の木の下で温かいうどんを作り温まる。
今回の神崎川の水温はさほど冷たくはないが、ずっと曇り空でお昼には雨も降りだすとやはり寒い。
雨降りの中上ノ廊下の遡行となればもっと厳しい寒さとなるだろう。
さらに上流に向かい適当なところで、ロープを使っての三角法渡渉の練習。
やはり実際してみていろいろ確認出来て良かった。
途中の急流でもスクラムを組んで渡渉をしてみました。3人で渡ってみましたが全然安心感があり(特に重石の河合さんがいたので)一人で渡渉との違いが体感できました。
帰って考察を今してみると、ちょっと手順が違ったが、ケースバイケースで行えばいいかと思う。
おまけで垂直の岩場を後続を引き上げる練習。
最初は2分の1で引き上げようかと思ったが安全をとって3分の1のシステムを構築し引き上げる。
河合さんを引き上げましたが楽に引き上げることができました。
帰りはドンブラコッコと川に流されながら下る。堰堤で脱渓し林道くだり駐車場に着くと16時前でした。
時間を気にせず色々試すことがで実りの多い沢登りトレーニングとなり良かった。

ボルダーで遊ぶ

神崎川のカッパ

嬉々として泳いでゆくカッパ(比嘉)

難しいラインを責めるカッパ

マジで死ぬかと思った

安心のスクラム渡渉

三角法渡渉の練習

下山は泳ぎながら

この記事を書いた人

クライミング全般大好きです。
仲間と楽しいクライミングを重ねて行きたいです。
一応現在チーフリーダーをやらせてもらっています。
愛犬、愛妻、愛娘と新城市で暮らしてますが、私が愛されているかは、解りません...

目次