水量が多かった栃ノ木沢

【栃ノ木沢】24.6.30(浅田)
2024629日】
【メンバー】白井、河合、中田、塚本、古賀、井戸、浅田

新人会員の希望で栃ノ木沢での沢登を白井リーダーが計画したが、前日の夜半までかなりの雨が降っていて大石沢沢か栃ノ木沢か迷ったが、沢登の経験があるので栃ノ木沢に行く事にした。7時に桜淵に集合し2台に分乗して入渓地点に向かう。駐車スペースに車を停め身支度をして入渓する。

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予想どうり昨日の雨で水量が多く、普通なら快適な滑床も水流に足を取られそうで緊張する。連続してくる56mの小滝も直登は難しく左右へつりながら登ったり、ザイルで確保しての滝も出て来た。

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釜がある5m程の滝に中田、白井がトライするが水流が強く流される。二股を過ぎ進むと20mのこの沢のメインデッシュの大滝が現れる。

 

水量が多く爆風で滝の下までも行けず右岸を高巻く。中田がハーケンを1本打ちたしルートを開き9mのザイルをフィクスした。続いて塚本、古賀とアッセンダーをセットして登るが、核心で苦労していた。次に浅田が登り核心部の通過は井戸は厳しいと思い白井リーダーへ告げる。そこで河合、井戸は大回りの高巻きルートを選択しる。最後に白井が登り河合。井戸ペアを待つ。程なく二人と合流する。さすが読図のプロ安全な高巻きルートをみつけたようである。

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ここからは通常なら快適な小滝、滑滝が続くのだが今日はそうではない。

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奥の二股は右俣の水量が多く一瞬迷ったが、左俣を進み登山道へ出る。

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大休止して装備を整理しているとほぼ全員にヒルが着いていて大騒ぎとなる。入渓地点へ下る登山道もヒルだらけで時々足元をチェックしながら下った。

 

記 浅田

 

 

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「危険は回避し困難は克服する」をモットーに多くの山仲間と楽しい山登りをしています。

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