【三つ峠】2016.10.29(牧原)
【年月日】2016年10月29、30日
【メンバー】白井L、岩井、牧原
秋も深まる10月末の三つ峠に行ってきました。
秋晴れの中、紅葉を楽しみながら、快適にクライミングをしてきました・・・とはいかず
天気予報もはずれ、両日共に冷たい風に吹かれながら、凍えながらクライミングをしてきました。
《1日目》
山の上部では紅葉がすすんでいます。
三つ峠裏登山道からは1時間半で目標の岩場に着く。
クライミングが久しぶりな自分に付き合ってもらい、
肩慣らしに【一般ルート中央 Ⅳ+】【一般ルート右 Ⅲ+】を登る。
シングルロープでも折り返しできる距離ですが、ダブルロープの練習もかねて、あえてダブルで。
初日後半は【地蔵ルート右 Ⅴ】を登る。
三つ峠は岩の中に石が入っていて(言い方よくわからん)、それをホールドにしたりする。
自分の中では初のことだったので新鮮であります。
地蔵ルートは最初のハングを左からまく部分が少しいやらしく、抜けた後は快適なクライミングを楽しめます。
最後の終了点に抜ける部分が僕的にはいやでした。
天気悪くなってきましたね。三つ峠の岩場は風通しがよく、岩場が乾きやすいというメリットを持ちつつ、冬に近いこの時期はくそ寒いというデメリットも兼ね備えています。
寒いのでかえります。明日は晴れだし。
今夜は【居酒屋 三つ峠(大将 白井L)】
今夜のメニューは
・鳥のせせりの味付いため
・シュウマイ
・〆にほうとう
どれもこれも普通の山登りならできない料理ばかり。なので『居酒屋 三つ峠』です。
すべて大将がやってくれました。おいしかったです。こういう山の楽しみ方もあるからいいですよね。
【2日目】
昨晩からずっと雨。お天気マークがずっと続いていたのに。
今日の岩場サミットをおこなった結果決まりました。
「三つ峠」続行。
城山やみずがき山が挙がりましたが、乾くと信じ、三つ峠。
岩場に着くと、岩場の3割くらいはいけそうな感じ。
他の岩場はずぶ濡れなのであぶみの練習をします。「足の乗り込み」と「ボディーフィフィ」の使い方がキモですね。さすが白井さんスラスラと説明を織り交ぜながら登ります。
岩井さんもチャレンジして、経験していない二人は貴重な経験をつめました。あぶみで行けなかったルートも見えてくるということなので、またの機会に練習あるのみですな
次か『亀ルート』に挑戦。まだ岩場は完全に乾いていないが、せっかく来たので・・・
1Pはチムニー沿いをあがり、左から右に捲いていく。1P目は白井さんリード。
2P目、岩井さんリードバンド沿いに左にトラバースする感じであがる。2P目の終了点は8寸バンド手前なので、あんまりスペースはありません。
ここでまさかのピンチ。昨日食べに食べたほうとう息子が出口から解放されたいと申しているではありませんか(汚い話で申し訳ありません)。
あああああああああ
登りたいのに下りたい。
私のほうとう息子と時間と岩の状態も加味していただき、ここで下山しました。
本当に申し訳ありません。次回リベンジします。
そんなこんなで寒さと雨で身体的に厳しく
冬の訪れを感じた2日間でしたが、新しいことに挑戦できた2日間でありました。
同時にリードを進んでできない心の弱さを露呈したクライミングでもありました。
岩井さんとはリードを始めた時期もそんなに変わりなく、同じような経験を諸先輩方のおかげで積んできているので、怖い部分や確信のないロープ技術とか共感できていて(勝手に思っている)、これからも切磋琢磨できるように、励ましあえるように頑張っていきたいです。
白井Lはさすがの一言。フォローでも怖い、降ろしてくださいといいたくなるような場所でも、サササッとあがる。しかも技術を僕たちに教えつつ!!!!
テント内の山メシもおいしかったな~。これからも少しでも技術を吸収できるようについていきます。ありがとうございました。
以上、極寒の三つ峠からでした。