【高原川沢上谷】2016.11.8(吉中)
【年月日】2016年11月6日
【メンバー】高橋、藤田、吉中
今回の目的は沢からの紅葉!
沢登りをしながら紅葉が見れるなんて素敵なんだろうと楽しみに当日を迎えました。
<コースタイム>
駐車場7:50〜入渓地点9:00〜五郎七郎滝9:37〜岩洞滝10:30〜簑谷大滝11:14〜終了地点12:37
前日の21時に豊川集合。
高山ICで降り、24時半頃丹生川ダムに到着。今回はここにテント設営です。綺麗なトイレあり。
豊川を出たときは星が見えていたのに、高山は曇っている。というか雨がパラついている。
寒いので急いでテントを張り、藤田さんが購入した飛騨のどぶろくで一杯の後、雨音を聞きながら就寝。
6時頃起床。テントから出ると空はまだどんより曇っているが、周りの山々は見事な紅葉。
期待に胸を膨らませながら入渓地点へ移動します。
朝の気温は6℃。当初は沢登り後林道で駐車地点まで戻る予定でしたが、この寒さの中濡れた体で林道を歩くのは厳しいので先に終了地点に車を起き入渓地点まで歩くことに。
林道を下っていきますが、歩いても体がちっとも暖まりません。
途中でこれから立ち寄る滝も見えます。
1時間程で入渓地点へ到着。
支度を整える。浸かるのは膝下だからとここでカッパの下を履かなかったことを後悔することに…
いよいよ沢へ入ります。つ、冷たい〜
早速ナメ床。
しばらく進むと左側にナメ滝が現れる。
この上に一つ目の目的「五郎七郎滝」があるので、寄り道。
高橋さんは直登、吉中とフェルト靴でない藤田さんは巻道へ。
滝の上にもナメが続く。落ち葉が綺麗。
慎重に登っていくと五郎七郎滝
初めて見る滝に圧巻です!
水の泡がコロコロ転がり落ちてきて綺麗。
見学したら本流へ戻ります。
下りの方が怖いです。滑らないように慎重にと思っていたら滑ってズボンを濡らす。
この後も本流で滑ってドボン…
こういう場合に備えて秋の沢はカッパを上下必須…!
この頃には日も差してきて、光り輝く水面と紅葉に癒されます。
次の分岐で二つ目の目的「岩洞滝」を目指し、左の支流に入ります。
先程の支流とは違ってゴーロの中進んでいくとオーバーハングした滝が現れる。
ここは滝の裏側に回れて面白いですが、風が吹くと水流がかかってかなり寒いです。
滝裏から紅葉と。
再び本流へ。
赤っぽいナメ床はツルツル滑りやすい。
三つ目は「簑谷大滝」
見事な一枚岩のナメ滝
流れ落ちる水がとても綺麗です。
ここは右から高巻きします。
踏み跡を辿って行くと壁に突き当たるので、さらに右手へ進む。すると岩壁に沿って道がある。
壁にリングボルトがあり、高橋さんと藤田さんは興味深そうに見ている。
右に曲がったところにロープがあり下降すると簑谷大滝の落ち口に出る。
急斜面すぎるのでロープを掴みながら後ろ向きに慎重に下る。
下りた所でお昼休憩。
ここから上もひたすら続くナメ。
車が走れそうなくらいの見事なナメ床です。
最後の分岐は両側にナメ滝。
左のナメ滝はウォータースライダーができるそうですが、釜が浅くてちょっと怖そう。
右のナメ滝をロープが設置してあるので、それを掴みながら登る。
滝の上から。
橋が見えたら遡行終了です。
恵比寿之湯で冷えに冷えきった体を温め帰豊しまさした。
今シーズン最後の沢を綺麗なナメと見事な紅葉で終えることができました。
計画、長時間運転してくださった高橋さん、ご一緒してくださった藤田さんありがとうございました!
今年はたくさんの沢に行かせていただきました。
楽しい沢もあれば、滝を前に緊張する沢もあり、安心安全に登るためにはクライミングの技術が必要だなと思いました。
来シーズンも行けたらと思います!よろしくお願いします。