員弁川水系 宇賀川ホタガ谷遡行

【ホタガ谷、藤内壁】20.6.6(山形)
【2020年6月6日~7日】
【メンバー】L.山形、中川

久しぶりにブログを書きます。
たまにはブログに登場しないとこいつ、会員なのか感が強まってしまいますね…。

今年はCovid-19が猛威をふるい、山岳会にも色々な影響が出ました。今日、現在は東海3県の往来制限は解除、という段階です。

今年はクライミング含めた海外遠征はまずもって無理でしょう。昨年良い思いをしたので本当はEl Capitanノーズ完登なんて思い描いたりしてましたが…。というわけで日本国内の渓谷美を堪能する年になりそうです。沢に打ち込む年にしたいと思っております。ゴルジュに浸りたいっす。

シーズン1発目なので近場の鈴鹿、ホタガ谷をチョイスしました。自粛開け早々だったので宇賀渓駐車場は超満員でした。皆さん悶々としてたのですね。門番親父の「空いてないよー」をスルーして無事に駐車出来ました。

林道終点から入渓します。
最初は魚止滝です。魚止滝?!そう、完全にホタガ谷の出合いをスルーして行き過ぎました。本流を遡行してしまい、すぐに間違いに気付き、引き返しました。完全に山感が鈍ってますね。。。良いウォーミングアップとなりました。

気を取り直して最初の15m滝です。個人的にはここが一番嫌でしたね。最近、クリーニングされたのか残置ハーケンも1つしか確認出来なかったのでスモールカムを有効に使いました。凹角ルンゼを登ります。

続いてこちらの滝です。右岸を階段状に登ることが可能です。上部のトラバースがピリリと刺激的でした。面白かったです。なんて稚拙な文章なのでしょう。

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こちらはフリーで登りました。多分、梅雨入り前でしたので水量は少なかったように思います。

ゴルジュ帯の廊下は陰鬱な感じがして良いのですが明るい単調なゴーロ帯もあり、そのような場所は虫が鬱陶しいくらいにいました。ヒル&虫といえば鈴鹿の真骨頂な気がします。

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最後は分かれ滝です。水線に足場が豊富にあります。まだ体が沢モードになりきってないこともあり、水を浴びると寒かったです。なんか年を重ねるにつれて寒さに弱くなってるような…。寒いの嫌だったのでカッパを着て登りました。

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後は特に見所はなく、笹のキレイな稜線に出て終了となりました。下山は遠足尾根を使いました。竜ヶ岳は上部は美しい稜線で歩いていても気持ちいいので家族連れてきても良いかなー、なんて思いましたが途中は急登で幼子には難しそうでした。

一児のパパですのでこれからもこの山は家族山行に適しているのか?!の観点をふんだんに取り入れていきたいと思います。
というわけで楽しいシーズン1発目となりました。今年は沢に力を入れたいと思います!何度も言いますがゴルジュと戯れたいです。

翌日は御在所の藤内壁に登りに行きました。内田君と行った時とは違い、飲み過ぎずに起きることができた。あの時はホタガ谷の隣の蛇谷に行って大遅刻で中尾根を登った記憶があります。
藤内壁も凄い人でした。白井さんパーティともお会いし、久しぶりにface to faceでみんなと会話出来たので楽しかったです。かなり前にチャレンジして登れていなかったこもの道をR.P.出来て良かったです。しかし、その後に登ったモンキーバックにしばかれまくりました…。いやー、ハングを乗っ越すムーブが解決しませんでした。

兎にも角にも自粛開けの素晴らしい週末となりました。引き続き油断はせずにやるべきことはやって山と向き合っていきたいと思います。

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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