GW前半で小川山へ

【小川山】25年04月26日 白井 良岳
【西暦年2025年4月26~28日】
【メンバー】L.白井、中田、武野、岡本、古賀(美)、木村(保)、牧原ファミリー、平野(豊橋山岳会)

今年のGWは前半戦に小川山へ7人と賑やかな面子で登って来た。
30年近くクライミングを続けてきて、当然30十回以上は小川山へ来ているはず。
その時その時一緒に登ったメンバーは変わってきたが、こうして新しいクライミングの仲間と小川山を楽しめるのはほんとに嬉しい。
なぜか、今回そんな事をしみじみと感じてしまったのか?
多分、去年から怪我が続いていて、今回も足の甲を痛めていて碌に登ることが出来ない状態でした。
なのに、来てしまうのはやはりクライミングだけじゃなく、小川山で仲間と一緒に過ごせる時間が楽しいからだと思う。
今回はGWの前半といえども26~27日の土日のあとは一度平日となるので、平日が休みがとりづらい人も多くいたのか廻り目平キャンプ場はめちゃくちゃひっそりとしていて、それが昔のキャンプ場を思い出させました。
30年も前は普通のキャンパーも少なく、ほとんどがクライマーがキャンプ場を利用していたと思います。
なので、駐車場所やとテントを張る場所に困った事は無かったと記憶してます。
現在ではキャンプ料金は900円と他のキャンプ場に比べれば格安ですが、昔は400円だったと思います。
そんな事を思い出したりしながら、今年は廻り目平キャンプ場でキャンプを楽しむことが出来ました。
夜は風が強くてちょっと寒かったですけどね。

26日(土)
初日は3パーティーに分れ、各々の登りたいエリアに分散。
白井、古賀、木村、牧原ファミリーはソラマメスラブと屋根岩Ⅲ峰へ、武野、岡本は屋根岩Ⅴ峰へ、中田、平野は屋根岩Ⅰ峰へ登りに行きました。
風は冷たかったですが、天気は上場で楽しく登れました。
いつも大盛況のソラマメスラブも最初はだれもいなくて、自由に好きなルートを登ることが出来ました。

夜は古賀さんと木村さんが用意してくれた鍋やらを食べ、お酒も飲み、焚火も楽しみました。
焼きマシュマロが美味しいらしく、女性の古賀さんと岡本さんは焚火で何個も食べていました。

朝キャンプ場に到着、駐車場もがら空き状態でした

ソラマメスラブで楽しむ

いつもの南陵神奈川1ピッチめで練習。リードしているのは牧原

スラブの途中でギンジの真似して

焚火は暖かくていい

27日(日)
中田、平野ペアは涸沢岩峰群のマルチピッチの「エレクトロリックレディランド」を登りに行きました。
残りのメンバーは東俣沢にあるマルチピッチの「野猿返し」に向かいました。
牧原ファミリーはクライミングではなく、八ヶ岳近辺で散策です。

野猿返しには先行パーティーがいたので、のんびり支度して出発。
先に武野、木村ペアが出陣。
白井、岡本、古賀の3人で組み、すべて岡本さんにリードを任せました。
このルートは終了点を含め、ほとんどボルトなどの支点が無く、カムとピナクル、立木なのどで支点を構築しなくてはいけないので初心者泣かせのルートです。
岡本さんも例外にもれず、慣れないダブルロープにも四苦八苦、迷いながら右往左往しながら頑張ってリードしてくれました。
結果大幅に時間を押してしまいましたが、岡本さん、古賀さんともにいい経験となったとも思います。
幸い後続パーティーもいなかったし、天気も良かったから気長に楽しんで登れました。

自分は翌日も牧原君と登るため居残り、皆を見送りました。
夜再び牧原ファミリーと焚火キャンプを楽しみました。

ELLリード中の平野

隣のペンギンクラック、当初は登る予定だったが時間切れで諦める

頑張る岡本さんと古賀さん

核心ピッチをフォローしてのぼる木村さん

 

フォローで登る古賀さんと白井

下山後集合写真

28日(月)

本日は牧原君と二人だけでクラミング。
と言っても自分は左足を痛めているので難しい所は登れません。
午後から雨模様の天気予報だった為近場の八幡沢左岸スラブへ向かう。
結局ここも終日貸し切りでした。
トムと一緒を登り、スラブエリアを見学。
自分は初心者のころ連れて来られ、ブラックアンドホワイトなど人気ルートをトップロープで登らされた記憶がありますが、スラブが苦手(好きじゃない)こともあってほとんど立ち寄ることも無く、初心者状態。
牧原君がブラックアンドホワイト(10.a)を登るが核心のムーブが見つからず敗退。
結局ブラックアンドホワイトと思って登っていたルートはジャーマンスープレックス(10,c)だったようです。
それを考えると牧原君凄い!
そのあと、「ビスタの夏休み」5,9を自分もトップロープながら登り、楽しく終了できました。
ビスタは自分が神奈川県に住んでいた頃にクライミングの師匠の香取さんが飼っていた犬のビスタです。
よく、ビスタも連れて小川山へも来てました。
今度は自分の愛犬ギンジを連れて小川山へ訪れたいです。

間違えて登ったジャーマンスープレックスをリードする牧原

 

キャンプ場に戻ると山小屋を作成中でした

 

この記事を書いた人

クライミング全般大好きです。
仲間と楽しいクライミングを重ねて行きたいです。
一応現在チーフリーダーをやらせてもらっています。
愛犬、愛妻、愛娘と新城市で暮らしてますが、私が愛されているかは、解りません...

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