読図講習会in大高緑地公園

【愛知山岳連盟読図講習会】2016.11.13(河合) 【年月日】2016年11月13日 【メンバー】河合   役員の皆さんお疲れさまでした。コンパスに使い方に特化したこの講習も、今年で5年目になります。最初に比べ、自分の中でも講習内容が充実してきたように感じます。 この講習内容は、班長さんがいないと実技が成り立たないので、班長さんの役割は非常に大きいと思います。ありがとうございます。 20161113%e5%a4%a7%e9%ab%98%e8%aa%ad%e5%9b%b3%e8%ac%9b%e7%bf%92%e4%bc%9a2 さて、今回の講習会は、愛知県山岳連盟の会員だけでなく、一般の方の募集も募りました。遭難対策の面から考えると非常に良いことだと思います。この点では、コンパスの使い方を知らない初心者の方が多くみられたように思います。講義内容も午前中は、コンパス1・2・3を行い、スマホで使用する地図アプリの説明を(ジオグラフィカ)行いました。また、距離感を大切にして欲しいため、100mの歩測もしました。 20161113%e5%a4%a7%e9%ab%98%e8%aa%ad%e5%9b%b3%e8%ac%9b%e7%bf%92%e4%bc%9a1 コンパスで方向の確認を、ジオグラフィカで現在位置の確認を、補足で距離感を学んでいただきました。次に、公園内の道を全員で歩き、道の分岐が出てくると、ジオグラフィカで現在位置を確かめました。そして、コンパスでどちらの道へ進むのか確認しました。この繰り返しを行い、コンパスの使い方をマスターしていただいたと思います。 昼からの講義は、班に分かれ、それぞれ小集団で道のない山に入っていただきました。道のないところを歩くのが初めての方には、ちょっとした冒険だったのかもしれませんが、コンパスを頼りに歩くことは経験として役に立ったと思います。 1年に1度ですが、コンパスの使い方を徹底して講習する山岳連盟はないと思います。今後もこの講習内容を続けていけたらいいなぁと思っています。 -記・河合-  

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