とよかわオープンカレッジ 気象入門講座 第1回開催!

上田です。
4月10日(土)、とよかわオープンカレッジ 気象入門講座の第1回を開きました!
14:00~16:00 音羽生涯学習会館(音羽図書館と同じ建物)の2F 第2会議室です。
今回応募頂いたのは20名の方々、内訳は以下の通りです。
年齢構成 30代 1名 40代 0
50代 4名 60代 12名 70代 3名
性別 男性 13名、 女性 7名
その中では東三河山ぽ会の6名(愛知労山理事のMさんほか)やNPO東三河自然観察会の方1名も参加頂きました。
主な内容は下記の通りです。
1)自己紹介
2)この冬の天候の特徴:日本では寒暖の差が激しかった。世界の天候も平年より寒かった所と暖かかった所の差が大きかった。
3)気象の基礎
・ 風はどうして吹く? 上空の風と地上の風
  :地上の風は気圧傾度力とコリオリ力、摩擦力がバランスすることで、等圧線に斜めに吹く(冬型で縦縞の等圧線で北西風が吹く理由)
・ 雲はどうしてできる? 上昇気流ができる代表的な4つの原因(前線、対流、地形、低気圧・収束)
・ 雨はどうして降ってくるか?:冷たい雨と暖かい雨
・ 低気圧は周囲より気圧が低い場所で、風が反時計周りに吹きこむ。
    高気圧は周囲より気圧が高い場所で、風が時計周りに吹きだす。
4)天気予報トピックス①
・予報用語   :時間区分の名称 :雨の強さ、風の強さの用語
終わりにアンケートを書いて頂きました。分量や難しさは適当という回答が多かったですが、地上風の向きの
所は少し難しかったようです。あとパワーポイントのコピーで4ページをA4 1枚というのは、やはり細かかった
ようです。紙枚数が増える恨みはありますが、次回以降は2ページをA4 1枚にすべきかなあ、と思っています。
一時眠そうにして見える方がおられましたが、気象の実験(雲発生実験)を入れたり、クイズ形式にしたりしたので
少しは良くなったように思いました。予想通り、分かりやすく話をすることの難しさを感じています。
次回以降、工夫をしていこうと思っています。勉強になります。
今後のテーマについてアンケートを取りました。次回以降を以下のようにする予定です。
4/24 低気圧の発達、低気圧と高気圧の種類、地上天気図の読み方、地上天気図を実際に作成
5/8 四季の天気図と山岳気象、高層天気図の見方
5/22 気象の基礎についての実験、実演:地学の先生を特別講師に招き、自作の実験器具で実演頂く
  雨量の話 雨滴浮遊実験 虹と光学現象の話 竜巻発生実験 大気圧実験 台風吸い上げ効果実験 を予定。
  斯うご期待!
6/5 気象の防災情報と異常気象。気候変動・温暖化について
第1回目の資料について詳細にお知りになりたい方は上田(ueda24@bronze.ocn.ne.jp)までご連絡ください。

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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