第4回は「気象実験で気象現象を体感しましょう!」と銘打って実施しました。
今回は気象予報士会の大先輩で名古屋の小学校の校長先生であるMさんの数ある自作の気象実験器具の中で、気圧実験、雨滴浮遊実験、竜巻実験、虹発生プレートの4つの実験を実演頂きました。
気圧実験では地球の空気の圧力ってすごいな、10mも持ち上げるんだ、人間が吸う力なんて比べ物にならないぐらいと、1つ目の体感!
気圧を体感するストローでの吸い上げ実験
雨滴浮遊実験では先生ご自慢のφ2mmのストロー3万本を並べた整流吹きあげ装置(風速約8m/s)を用いた実演。生徒さんが装置をぐるっと囲み、小さな雨粒をみんなで見つめました。子供のように輝くおじさん、おばさんの目、目、目。雨粒を浮かべるぞ、という熱気でみなぎりました!
雨粒を吹きあげる風の上に浮かべる実験です
竜巻実験ではアイスクリーム屋さんから持ち込んだドライアイスで、見事に竜巻の渦ができあがりました。
先生の気持がこもった実験器具と、軽妙でしかも熱の入った弁舌で、笑いあり大きなうなずきありで2時間という時間を忘れる楽しい会となりました。
また今回CCNetさんもほぼ2時間の取材で、撮影、インタビューをして頂きました。放送予定は豊川局で豊川地域だけの放送ですが、5月28日(金)の下記の時間帯から10分間の放映(今日のイベントは約4分とのことです)合計10回があります。7:00~ , 10:00 , 11:00 , 12:00 , 14:00 , 15:00 , 16:00, 18:00 , 19:00 , 22:00~
豊川の方でケーブルTVが見られる方はぜひご覧ください。もちろん上田は録画予定です。
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第1回目はブログに載せましたが、それ以降のメニューを記します。
詳細資料、必要な方はご連絡ください。
4/10
・この冬の天候の特徴:寒暖の差が激しい冬
・気象の基礎
・風、雲、雨、雪はどうして?
・高気圧と低気圧のしくみ
4/24
・地球規模の風の循環と天気の移り変わり
・高気圧と低気圧の種類、低気圧はどのように発達するか?
・地上天気図の読み方、地上天気図を作成してみましょう!
5/8
・四季の天気図:代表的な気圧配置が、この1年間(365日)でいつ現れたか、
探してみましょう!
・山岳気象、高層天気図の見方:気象遭難を起こさないために
5/22
・気象の基礎についての実験、実演
6/5
・天気予報のしくみ
・天気予報にチャレンジ:温帯低気圧を例に2日後までの天気予報をやってみます。
とよかわオープンカレッジ:気象講座で気象実験 5/22(土)
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