東三遭対協救助訓練(岩場編)

東三遭対協岩場に於ける救助訓練
2010年6月6日(日)
メンバー 梅沢、上田、田中、浅田、他16名
恒例行事の救助訓練が立岩に於いて行なわれた。
石原遭難対策委員長の指揮の下、3班に分かれて以下の内容を行なった。
東三救助訓練6,6 001
1トップが墜落した状態からの自己脱出
① ATC等の確保器をロックの状態にし両手を自由にする。
東三救助訓練6,6 002
東三救助訓練6,6 003
② メインロープにプルジックを掛けてビレーポイントに繋ぎ、加重を自分から取り除く。
東三救助訓練6,6 004
③ プルージックで仮固定してあるメインロープをビレーポイントに本固定する。
東三救助訓練6,6 005
東三救助訓練6,6 007
東三救助訓練6,6 008
2自己脱出してから負傷者の搬出
① 負傷者に繋がっているメインロープにプルージックを掛けて自己確保しながら負傷者の位置まで登る。
② セルフビレーを取る。
③ 懸垂下降をする支点を作る。
④ ダブルロープの1本を支点に固定する。
⑤ 固定したロープに下降器をセットする。(デージーを利用して自分と負傷者が下降器を上にして逆V字になるように)
⑥ 懸垂下降するロープにプルージックでバックアップを取る。
⑦ 負傷者に繋がっているメインロープを外す。(ナイフで切る)
⑧ 介助しながら懸垂下降で降りる。
3負傷者の引き上げ方法(1/3方法)
滑車の原理を使い負傷者の体重の1/3の力で引き上げる
① 2箇所の支点を作る。
② 2箇所の支点にメインロープを通す。
③ 支点の中央を引きVの字状にしそこにカラビナを掛けて負傷者側のロープへプルージックで固定する。
④ 負傷者側のロープを支点近くにプルージックで固定する。
東三救助訓練6,6 011
以上のような内容で1時頃まで行い解散となった。
講師の方ご苦労様でした。
年1回の訓練で忘れてしまった事もあり、機会がある毎に反復練習する必要を感じた。
記 浅田

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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