【広河原沢左俣】24.3月10日（梅田）
【2024年3月10日】
【メンバー】武野、中田、比嘉、梅田
シーズン的にはそろそろ終わりのアイスクライミングですが週末に寒気が入ったので凍ってる事を期待して八ヶ岳の広河原沢左俣へ行ってきました。
当初は見晴らしルンゼの予定でしたが、左へ入る場所を見落として見晴らしルンゼではない沢を登りました。
前日に茅野市に泊まり6時に舟山十字路駐車場着。
阿弥陀岳へ最短ルートの登山口駐車場でもあり満車でした。
駐車場すぐのゲートをくぐってしばらくは林道歩き。
堰堤を超えて雪の積もった沢沿いを歩き広河原沢二俣へ。
このへんに見晴らしルンゼへと入る道があったのだが見落としてそのまま真っ直ぐ進む。
途中の高巻きではFIXロープがあってありがたい。
洞窟発見！
最初の滝壺があまり凍ってなくて先頭の武野さんと比嘉さんが片足水に落ちる。超絶冷たそう…
凍傷予防の為に下山になるかな？と思いきや、超人の二人は気にせず進む。さすがです！
滝壺に落ちそうになる比嘉さん。片方のアックスを氷に打ち込み全力で体を滝側に寄せ滝壺を超える。すごっ！！
短い登りやすい氷瀑を3つ超える。
ノートレースでラッセルしながら高度を上げていく。
梅田は初めてのアルパインアイスクライミングで体力不足で途中からみんなに荷物やザックを担いでもらう。情けない…もっと体力、技術を身につけて来シーズン挑戦したいです！
だいぶ上に詰めたところに大きい氷瀑が出現。
私は高巻きましたが3人はキツイ！でも楽しい！と満喫。
風もなく八ヶ岳ブルーでアイス日和。
時間もだいぶ経っていたので阿弥陀岳山頂を諦めて中央陵目指してトラバースしながら下降する。
ノートレースでラッセル交代しながら進み、1箇所50mの懸垂下降をして中央陵に出る。
中央陵にも踏み跡はなく緊張が続きましたがピンクテープを見た時の喜びは大きかったです。
3人の的確なルーファイに感動しつつ、頼りっぱなしではなく私ももっと地図読み勉強しなくてはと反省しました。
広河原沢二俣からは踏み跡がありサクサク歩き17時過ぎに駐車場着。
アプローチの近い場所やアイスキャンディーで数回アイスクライミングをした事があるだけの私は今回すごくたくさんの経験をする事ができました。荷物を担いで貰ったりみなさんには迷惑をおかけしてしまいましたが貴重な経験ができました。
ありがとうございました。
キツかったですが雪の沢や氷瀑の美しさは素晴らしくアイスクライミングも楽しかったです。
来シーズンまでにトレーニングをしっかりしてまた挑戦したいです。
