春山のような八ヶ岳アイス・大同心大滝と三叉峰ルンゼ

【八ヶ岳】26月2月14日 白井良岳
【2026年2月14~15日】
【メンバー】L.白井、中田、二木

今季2度目のアイスクライミング。入山日の14日(土)は大同心ルンゼで大同心大滝を登り、15日(日)は三叉峰ルンゼを登りました。
前日に茅野市のとある場所で前泊しました。

14日 泊地5時起床—美濃戸口駐車場7:00—10:30赤岳鉱泉—12:10大同心大滝—15:00大滝登攀終了—15:40赤岳鉱泉

早朝に美濃戸口の駐車場に着くとすでに車はいっぱいでした。一番奥の駐車場に止めて出発。
駐車料金は二日間(800円×2)で1600円。昔は1泊500円だったような…
林道の最初の下りでつるっつるだったので早速自分と中田君はチェースパイクを装着。二木君は持っていなかったのでノーマルブーツで恐る恐る下る。
結果シビアのところはその下りだけで、林道は結構雪が解けていたので自分の車(スバルのアウトバック)ならスタッドレスタイヤのみでも全く問題なく上がれたと思います。
しかし、すでに駐車代も払ってしまったので諦めて林道を歩くことにする。
坂を下ったところでテントのフライを忘れたことに気づき、ジャンケンで負けた中田君が取りにもどり20分ほどロス。

忘れたフライを取りに行った中田君を待つ

バンビちゃん

その間にも4駆でない車でもスタッドレスタイヤのみで通り過ぎていきます。
途中林道で人を全く怖がらないバンビ(小鹿)ちゃんに会いました。無事に冬を越せそうで良かったね。
赤岳山荘で休憩し林道を進むと、毎回林道が全面凍る箇所があります。しかし今回の凍結状況はまさにスケートリンク。ここまで厚く綺麗に凍った林道は初めてです。
冬季オリンピックで金メダルを獲ったリクリュウペアにアイスダンスしてもらいたいくらいです。
天気は快晴で雪面がピカピカひかり眩しい。赤岳鉱泉まで若者二人のスピードに全くついていけず遅れながら歩く。
年齢を言い訳にはしたくないが54歳。しょうがないよね…
赤岳鉱泉のテント場はそれなりに混んでいて、相変わらず人気です。

スケートリンクを歩く中田君

テントを建てていざ大同心大滝へ向かいます。
クライミングを初めて30年が過ぎましたが何度となく訪れた赤岳周辺、何故か大同心大滝に縁がなく今回初のクライミング。
まじかで見ると思ったより大きい。さすが八ヶ岳の雄と言ったところか。
1PTがトップロープをすでにかけて登っていたので、その後登らせてもらうことにする。
リードは若者二人に任せトップロープを掛けてもらう。
垂直の滝まで中田君がリードして、最後のⅤ級を二木君がリードする作戦。
中田君無事にⅣ級のパートを登り二木君に交代。
二木君は昨年からアイスをやり始めたばかりだが体力も技術も度胸もあるので、ちょっと厳しくてもどんどんリードして経験を積んでもらう。
若いうちは事故らない程度にどんどんリードしてもらった方が成長が早いし、本人たちにも自信となる。
さすがⅤ級のアイスなのでノーテンションでは無理だったが、ジリジリと高度を上げて無事トップアウト。
ちょっとビビッてスクリューの間隔が短くなってしまったが仕方がない。

見えた来た大同心大滝

最初のパートをリードする中田君

垂直をリードする二木君(左)

しかし、この日は天気よく下界も20℃近くになるという異常な2月の気温。
ココも風もなく、温かいを通り過ぎて日向は暑いくらい。こんな暑い思いをして登るアイスクライミングは初めてだ。
最後自分がトップロープをで登らせてもらう。暑いのでオーバージャケットを脱いで登る。
さすがに垂直のパート疲れますね。
楽しく登り、下山する。暑かったので山小屋でビールを買って乾杯。ビールが美味しすぎた。

 

暇なので自撮り

15日 4:00起床—5:40出発—三叉峰ルンゼ取付き(F3)6:50—二股8:40—石尊稜合流10:00—横岳稜線11:30—地蔵尾根下山—赤岳鉱泉13:20—撤収下山13:50—美濃戸口16:00—帰宅

今日は三叉峰ルンゼへ向かう。自分が20代の頃取付いたが、トップが大滝でフォール、すぐ下でビレーしていたパートナーのか肩に足から落ち、ビレイヤーの肩にアイゼンで負傷させてしまった。大怪我とはならなかったがテンションが下がってしまって敗退した記憶がある。
それ以来またこのルートにも縁がなく来れずじまいだった。
ここ登れは赤岳、横岳の主だったルートはコンプリートになる予定。

トレースはしっかり有り問題なく取り付きへ。
F3の大滝はほとんど埋もれてしまっていました。ここで装備をととのえる。ノーロープで行けそうだったので先に二木君を登らせる。
中田君はちょっと厳しいと言う事なので二木君にロープを出してもらって確保し安全をきす。
大滝のF3がほとんど埋まってしまっていたのでその後はⅢ級上ほどのグレードのアイスボルダーとルンゼを快適に登る。
途中の支点はハンガーや下降用のリングまでしっかりと整備されてました。
二俣を右に上がり、最後は石尊稜へ登る。
岩稜帯の手前で石尊稜を登って来たPTに追いつき順番待ちとなり30分ほど待つ。
天気も良く見晴らしがいいので待ち時間も苦にならない。

雪に埋もれてしまったF3

フォローで登る中田君

快適なルンゼ登攀

アイスのルンゼ

石尊稜は昔高橋君と正月山行に2泊3日で、美し森から天狗尾根を登り行者小屋へ下り、折り返しでこの石尊稜を登り、赤岳を越えて牛首尾根を下った思い出のルートです。
2ピッチ岩稜を気持ちよく登ると。あとはノーザイルで横岳の稜線まで上がれました。
最後のピッチで中田君は確保器を落とし、クライムダウンして探してみましたが見つからなかった。
横岳の稜線では360度の景色をゆっくり楽しむ。

石尊稜へ上がる。

岩稜帯をリードする中田君

横岳の稜線で。後ろは赤岳

地蔵尾根をくだったが、もうそその途中で暑くてオーバーパンツを脱ぎたくなりました。
我慢して行所小屋で脱ぎ、中山峠を越えて赤岳鉱泉へ。
さっさとテントを撤収して下山。2時間ほどで美濃戸口に到着。ちょっとおじさんにはハイペース。でも頑張った。
美濃戸口の駐車場は雪が解けてドロドロのぐちゃぐちゃでした。
それなりの料金を払って停めているのでもうちょっと駐車場整備してくれないかなぁ。
下山後はいつもの樅の湯に入り、暑かったので昼神温泉手前の南国飯店まで行き、夕飯食べて帰りました。

この記事を書いた人

クライミング全般大好きです。
仲間と楽しいクライミングを重ねて行きたいです。
一応現在チーフリーダーをやらせてもらっています。
愛犬、愛妻、愛娘と新城市で暮らしてますが、私が愛されているかは、解りません...

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