豊川山岳会

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梅雨入り2日目。どっスラブの鈴鹿カズラ谷

      2016/06/07

【鈴鹿・内部川カズラ谷奥の右俣】2016.6.5(高橋ひ)
【年月日】2016年6月5日
【メンバー】高橋ひ、直里

昨日例年より早く東海地方以西が入梅。入梅直後はお湿り程度。まだまだ沢も登れるよ。

7時音羽集合。無情にも雨。鈴鹿に近づくにつれ雨脚は弱まる。が、宮妻峡付近からまたしっかり降ってきた。
ただしまだまだお湿り程度。内部川の流れは平流。駐車場で沢支度を整えカズラ谷登山道を行く。
渡渉を2回し1つ目の堰堤を登山道を利用して巻く。
2つ目の堰堤は左岸よりのルンゼを詰めると簡単に巻ける。

今日の気温は駐車場で14℃。とにかく今日はズブ濡れは避けよう。カッパを着て防寒対策はOK。
快適に小滝を登る。大きな釜を持つ滝は無かったのでほとんど濡れずに済む。

DSCF2864DSCF2867

↓これは巻いたかな!?登ったかな!?
どれだかはっきり覚えはないが一見階段状で登り易そうだが、逆層スラブ、しかも結構たってる滝を巻いた。

DSCF2868

なかなか悪そうな滝です。

DSCF2870

ザイル出そうかなぁって思ってたら直里さんがフリーソロで登っちゃいました。
しかたなくフリーソロで高橋も続く。(本音はザイルを出して荷物を軽くして登りたかった。)
見た目通り悪い。

↓核心部を登る直里。
DSCF2871
その後も意外と中規模の滝が続き快適。

DSCF2872

↓遠目には悪そうだが近づくと傾斜が緩かった3条の滝。

DSCF2873そしていよいよカズラ谷の核心部。どっスラブの逆s字滝。
さぁてザイルでも…って思う間も無く直里さんがフリーソロで取り付く。
↓1つ目の核心を行く直里。
DSCF2876

↓2つ目の核心を抜けた直里。

DSCF2877

ったく、再び重い荷物でフリーソロ。
あーっ、もーっ、ホントどっスラブじゃんかー。いーよな直里さんはラバーソールの沢靴履いてきとるもんでー。
わしゃフェルトだよ。フェ・ル・ト。スラブで全然フリクション効かんだにん。ほんとツルツルだでかんわー。
って、内心文句タラタラ。セオリー通りのスラブ登りに徹する。親指の付け根で乗って、足腰は重力方向に垂直に合わせる。後ろ足で蹴らず前足に乗る。
逆S字滝。Ⅲ級。残地ハーケンは1つだけあった。

標高650m付近、奥の右俣出合の滝と思われる滝があった。下部はボロボロ、中間部はどっスラブ。こりゃー登っても楽しくなさそうと本流を行く。
直ぐに3俣となり本流は中俣。ここが本当の奥の2俣ならぬ、奥の3俣!?右俣のスラブ滝へ取り付く。
フリーソロで取り付くが1手が極悪。木登りでなんとか抜ける。Ⅲ級A0?(木登り)。

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後はCS滝を3つくらい登りハングしたスラブ滝を巻く。

DSCF2882
再び沢に戻りガラガラになってきた所で右岸尾根に上がる。岩場が現れたところで基部を巻き本流(3俣の中俣)の右俣に降り立つ。
最後は風化した花崗岩の砂地をザクザク上がり鎌・雲母峰間の尾根(登山道あり)に上がる。
鎌ヶ岳山頂まで20分少々。貸切かと思いきや他に5人程登ってきた。
下りは風化した花崗岩の砂地まじりの登山道を小走りで。ほとんど立ち止ることはなかったが直里さんにヒルが3匹くっついていた。
ちなみに私には沢登り中に1匹、下山後駐車場でズボンのみならずパンツまで下ろしてヒルがいないか確認したにも関わらず、帰宅してから靴の中から1匹、ザックの中のカッパから1匹ヒルが出てきた。鈴鹿はもうすっかりヒルの季節だね。

<追記1>
確認すると今回参考にした記録は3俣手前の2俣の右俣を登っていた。敢えてあのボロボロ滝を登る気しないなぁ。ただしボロボロ滝の上はまた面白そう。
登ったり降りたりしていろんなところからカズラ谷を詰めてみるのもありかな!?
見た目通りのそこそこ悪い滝がそこそこあるのでいつザイルを出すかがポイントだね。あとフェルトよりラバーソールの方がフリクションが効くので有利。
ちなみに今回遡行した3俣の右俣はネットでは記録を見つけることが出来なかった。絶対に初登だとは思っていないがなんでこんなに登り応えのあるスラブ滝の記録が見つからないんだろうか。本流が3俣の中俣だからだろうか?
記録みつからんけど右俣面白いよ。ここオススメです。でもフリーソロは真似しないでね。

<追記2>
翌日車の中からミイラ化したヒルが1匹。ったく。

<こーすたいむ>9:00宮妻峡駐車場~9:10カズラ谷~10:10S字滝~10:35奥の3俣~11:25鎌・雲母峰間の尾根~(着替え休憩)~12:05鎌ヶ岳12:30~13:30宮妻峡駐車場

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高橋
高橋

 - 沢登

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