ヨーロッパアルプス ベルナーオーバーラント山群トレッキング・登山・観光(観光編も追加)

【ヨーロッパアルプス ベルナーオーバーラント山群トレッキング・登山・観光(上田)
【2025年7月15日〜7月29日】
【メンバー】L 上田歳彦 Toshihiko Ueda、渡辺務 Watanabe Tsutomu (学生時代の友人)
※トレッキング・登山編(8/15投稿)に続き、エピソード編・観光編を追加しました(8/28)。

またダイジェスト版は「連れ合いのメモリアル&私の活動」のブログに掲載しました。こちらもどうぞ(^o^)
https://ameblo.jp/toshimitsu-yama/entry-12923392797.html

◆あらまし
ヨーロッパアルプスへは行ったことがなく、ぜひ一度と思い続けて20年余り、ようやくその機会を得ました。
トレッキングだけでなく、1つでも4000m峰を登りたいなということで、ガイドや旅行社を選定し、あちこち動き回らずベルナーオーバーラント山群のトレッキング・観光と自分たちの力量にあったユングフラウ(4158m)のガイド登山に絞って計画をし、無事に登ってきました。
 足慣らしのトレッキングは、7/17にアイガーを隔ててグリンデルワルト谷の北西側、グローセ・シャイデック(大きな峠)~フィルスト~バッハゼー~ファウルホルン(2681m)の展望ルート。本番前のガイドとのテスト登山は7/20半日の岩登りで、アイガー西稜末端のロートシュトック西稜、本番は7/22にユングフラウヨッホからメンヒヨッホ小屋泊で翌7/23に同ガイドと3人でユングフラウ日帰り登山でした。外での活動日はお天気に恵まれて、アルプスの展望トレッキングと、4000m峰登山を楽しむことができました。
 これも休みを取って同行してくれた渡辺君、旅行社の千葉さん、現地の矢鳴さん、ガイドのSamuel、毎日快適な宿でお世話になったHotel Alte Postさんのおかげです。

ユングフラウ(4158m)頂上で

ユングフラウの3800m付近

Summary
 I’d never been to the European Alps, and after more than 20 years of dreaming about it, I finally got the chance.
 I wanted to not only trek, but also climb at least one 4,000m peak, so I selected a guide and travel agency and planned to focus on trekking and sightseeing in the Berner Oberland mountain range without moving around too much, and a guided climb of Jungfrau (4,158m), which was within our capabilities, and we made it.
 The warm-up trek was on July 17th, on the northwest side of the Grindelwald Valley, across from the Eiger, along the scenic route from Grosse Scheidegg (a large pass) to First, Bachsee, and Faulhorn (2,681m). The test climb with the guide before the actual climb was a half-day rock climb on July 20th, on the Rotstock West Ridge at the end of the Eiger West Ridge, while the main climb was on July 22nd, staying overnight at the Mönchjoch hut from the Jungfraujoch, and the following day, July 23rd, a day climb of the Jungfrau with the same guide. We were blessed with good weather on the days, and were able to enjoy panoramic trekking in the Alps and climbing a 4000m peak.
 This is all thanks to Watanabe, who took time off work to accompany us, Mr.Chiba from the travel agency, Ms Yanaru from the local support, and our moutaineerig guide Samuel, and Hotel Alte Post, who put us up in comfortable accommodation every day. 

※過去の私の海外登山
1996年 アフリカ ・ キリマンジャロ山、ケニヤ山
1998  ヒマラヤトレッキング:アンナプルナBC
2001年 カナディアン・ロッキー:アッシニボイン北稜、エディスキャベル山
以下に概要と写真があります。
https://toyokawa-ac.jp/wp-content/uploads/2022/11/%E5%B1%B1%E3%81%AE%E5%A4%A9%E6%B0%97%E3%81%A8%E7%A7%81%E3%81%AE%E6%B5%B7%E5%A4%96%E7%99%BB%E5%B1%B1%EF%BC%88%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%AD%E5%B1%B1%E8%A1%8C%EF%BC%89%E6%8A%9C%E7%B2%8B%E7%89%88-1.pdf

◆計画・準備
当初、2024年の夏(妻が亡くなった翌年)にと思っていましたが、準備が間に合わず(適当な旅行会社が見つからず)、20257月に延期しました。2024年秋になってようやくトレッキングに必要な渡航と滞在の手配に加えて、登山ガイドの手配もお願いできる今回の「レッツスイス()」を、あるガイドさん経由で紹介頂き、基本計画やメンバー募集をしたのが202412月頃でした。7月の二週間の休暇と円安のため値上がりしている渡航費とガイド料を負担して同行してくれる山友、山岳会員は大学同級生で山友の渡辺以外に現れず、今年2月に旅行会社と計画を進めました。(以下、計画書より抜粋)

・せっかくスイスに行くなら4000m1つでも登りたい。今の体力・技術で安全に登るために、ガイド登山でという条件で、ユングフラウ4158mを選びました。ベルナーオーバーラント山群は三山(アイガー、メンヒ、ユングフラウ)の景観が素晴らしいし、ハイキングルートも豊富ということで、他の山域に行かずこの山域でゆっくりということにしました。ユングフラウ選定にあたっては「山と渓谷社 アルプス4000m峰登山ガイド R.ゲーゲテ著 島田等訳」(絶版らしい)やそのWEB版  (ユングフラウは標高差850m 難易度PD+など)
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=5382
 を参考にしました。

・その他参考図書
・「アルプスの名峰」近藤等 山と渓谷社 1984年初版
・「ヨーロッパ・アルプス ハイキングガイド」地球の歩き方 1999年初版
周辺の見取り図

・手配会社:レッツスイス() 埼玉県川口市仲町14-1-1004 048-240-4478千葉 新
E-mail fit-chiba@letsswiss.com    
グリンデルワルト(日本語ガイド 矢鳴)

7/15 ・セントレア14:35~成田15:50着(夕方 渡辺と成田で合流) ・成田22:25発(カタール航空 飛行10:55
7/16 ・ドーハ空港 3:20着 9:10発 (飛行6:10で)チューリッヒ空港 14:20
・スイス内鉄道移動(チューリッヒ空港15:45発=ベルン=インターラーケン・オスト=グリンデルワルト 18:40着)
・ホテル(7/16~7/26まで同じ)Hotel Alte Post(アルテ ポスト)  +41-(0)33 853 4242
7/17215日間)・二人で登山鉄道やロープウェイなども使いながらトレッキング・観光(2~3日)
・1日はガイドの指定日にガイドによるテスト登山(アイガー西面の支稜 ロートシュトック西稜)
・雨天時は観光(インターラーケン周辺、ベルン周辺など)
7/18の夕方にホテルにて、現地ガイドの矢鳴さんと打合せで、テスト登山日が7/20でアイガーグレッチャー駅に朝待ち合わせ、7/21に天候など含め本番7/22,23の予定を連絡、となりました。
7/2223 ◆ユングフラウ登山(ガイド1名同行) ・7/22  クライネシャイデック(2061m)経由ユングフラウヨッホ(3454m)(登山鉄道)へ   ・これより雪面歩行でメンヒ・ヨッホ小屋(3650m)泊(2人で小屋まで移動し、小屋でガイドと合流)
7/23 小屋よりユングフラウヨッホへ戻り、雪面のトラバース(ロートタール・ザッテル)、急な雪面を登りロートタールホルンと本峰間の頂稜の雪面を登り頂上へ(ヨッホより登り700m余り) ・同ルート下降し、ユングフラウヨッホから鉄道でグリンデルワルトに下山

・観光等 渡辺 7/24で翌日7/25チューリッヒへ移動し帰国(7/26夕成田)
上田 7/24,25,26,27(チューリッヒで一泊) 7/28チューーリッヒ発 7/29夕 関空から奈良へ(当初、7/28からスコットランドに渡る予定が諸事情でキャンセルとなり、7/29に帰国しました) 

◆国内のトレーニング山行
目標のユングフラウ(4158m)登山が、標高差は約800mと大きくないものの、豊富な積雪と一部Ⅱ級程度の岩場や岩雪ミックスの急傾斜が想定されることから、以下のトレーニングをパートナーと二人で実施した。当初予定の強度からはややソフトなトレーニングとなったが、シニアチームはこんなもの。これで本番登れなかったらしょうがない。
①2.22 八ヶ岳 北横岳:ピラタスロープウェー利用で往復:-15℃の雪山の慣し登山 スノーシューも少し楽しんだ。
②3.29-30 八ヶ岳赤岳:赤岳鉱泉小屋泊で、3.30に文三郎道~赤岳~地蔵尾根~南沢経由で美濃戸山荘と岩雪のルートのトレーニング。3.29は小屋周辺でロープ繋いで雪のトレーニングを少し。
https://toyokawa-ac.jp/peekhunt/44191
③5.4-5 八ヶ岳 天狗岳:当初、鹿島槍赤岩尾根の予定を、悪天のため日程・行き先変更で天狗岳へ。残雪期の唐沢鉱泉~黒百合ヒュッテ~天狗岳西尾根の周遊コースを楽しんだ。https://toyokawa-ac.jp/peekhunt/44926
④7.5 富士山 当初、順応のため高所の山小屋泊を計画したが予約が遅れていっぱいのため、開山(7.1)後の吉田口五合からの日帰り往復とした。
https://toyokawa-ac.jp/peekhunt/45733

 ◆準備物(装備)
①ユングフラウ&テスト登山:★ツエルト、スリンク、★体温計、冬靴、アイゼン、ピッケル、ハーネス、環付カラビナ、ヘルメット、サングラス、防寒帽子、日焼止、クライミング用グローブ:テスト用、雪用グローブ、ストック、カッパ上下、ソックス、スパッツ(ゲーター)、防寒着、アンダー、ヘッドランプ、水筒、行動食、ハンカチ、スマホ、デジカメ、パスポート
②トレッキング:カッパ上下、デイパック(登山兼用?)              、防寒着、薄手手袋、トレッキングブーツ、ソックス、ストック、コンパス、登山地図            、帽子、ヘッドランプ、換電池、汗拭き・タオル、水筒、行動食、パスポート、時計、スマホ、デジカメ、★ウレタンマット、★ツエルト、★ナイフ、テーピング、ホイッスル、補修具等
③宿泊・観光:パスポート、コピー、写真予備、日常薬、日焼止、リップ、ガイドブック、資料等、日程表、メモ帳、筆記用具、スマホ、デジカメ、充電器、メモリー、C型プラグ、眼鏡、サングラス、洗面用具、歯ブラシ、歯磨粉、石鹸、シャンプー、ひげ剃り、着替え:肌着4-5、食事用の服2-3、水着(温泉用)、洗剤、予備カッパ上、かかと付サンダル、折畳み傘、テルモス500、折畳み水筒、折畳みバッグ、ビニール袋、70L程度、30L程度のザック

◆費用
・レッツスイス手配分(セントレア、成田経由(カタール空港:ドーハ乗り換え)、関空帰国:スイス個人旅行15日間 658,000
・ガイド登山(テスト登山1:2、ユングフラウ登山1:2  で1人約285,000円(2人で3290CHF(スイスフラン)
・上記に含まれるもの:航空代金(サーチャージ含む 帰りはスコットランド~関空)、宿泊費(グリンデルワルト ツインx9 シングルx2 朝食付)、スイス内の鉄道/ゴンドラの半額購入チケット二等用(毎回購入時に提示)、列車チケット(7/16,27のチューリッヒ移動日)
・含まれないもの:現地交通費購入費(大抵はカード支払い)、朝食以外の食事、7/22のヨッホ小屋宿泊費 約100CHF 
・自家手配:旅行保険:7/15~27 三井住友海上 海外旅行保険(登山用、死亡10,000千円(障害、疾病各)、治療・救援 10,000千円 保険料\19,970)、スマホローミングサービス
・現地貨幣はスイスフラン CHF この時円安で 1 CHF182円  400CHF 成田空港でスイス紙幣に換金した。(508枚)残さないように2人でカード支払いと現金支払い(主にスーパーマーケット:COOPMMIGROSがグリンデルワルトにもあった(19時まで、日曜休みなので注意)

◆日々の行動
7/15 セントレア14:35~成田15:50着(夕方 渡辺と成田で合流) ・成田22:25発(カタール航空 飛行10:55
荷物は70Lザックに17kg 30L(山行用ザック)に5kgとカナダの時のようにキャンプ用具やクライミングギヤ一式などは無いのでそれほどの分量にはならず、余裕を持ってパッキングできた。

早めにセントレアに電車移動 
搭乗ゲートの近くには、オーストラリアに帰るというかわいい親子がいて遊んでもらった(^o^)

成田への日中の便はいい天気。もくもくと立ち昇る雲も夏らしい。

19時過ぎ、パートナーの渡辺と成田で合流。今日も仕事、ご苦労様(仕事のPC持参、ご苦労様です(^o^))

しばらく和食食べれないからと二人で和食。うな重で元気をつける(^o^)(奥さんにも、留守中どうぞ食べてねとLINE、優しい渡辺君です)

エミレーツAW軍団、さっそうと歩いていって後をついて行ったら、自分のゲートを行き過ぎそうになった(^_^;)

遠かったドーハ、でもめちゃきれいで、空港内に電車や電気自動車は走るは、レストルームやムスリム用のお祈り室あるはで、乾燥高温の外気とは裏腹に資金にものを言わせて至れり尽くせり、快適な空港でした。


ドーハ行きの便で体操男女のナショナルチームが乗っていた。(赤いユニフォーム)ドイツで学生の大会ユニバーシティがあるとのこと。https://www.joc.or.jp/news/20250717036931.html

7/16
再びカタール機に搭乗。いよいよチューリッヒが近づき着陸(席の案内画像から 飛行経路・現在位置や機体からのカメラ画像など、便利になってわかりやすい)

チューリッヒ空港からは鉄道、チュリッヒ中央駅でカードで半額チケットを購入(グリンデルワルトまで半額で44.4CHF  駅員の助け借りる)。チュ-リッヒ~ベルン(スイスの首都)~インターラーケン・オストと乗り継ぐ。ところがオスト(東)駅の1つ手前のWest駅で間違えて降りてしまう。後続30分後の列車に乗り、オスト駅で乗り換え、グリンデルワルト駅へ、事なきを得た。LINEで旅行社の千葉さんに連絡。ご心配をかけたが明るいうちの20時前にホテルに入れた。

小雨ながら、ホテルの前ではアルペンホルンの演奏、この場所にぴったり! まさにスイスにやってきた!という感じ。

ホテルからの眺め

ホテル Alte Postは通り側はレストランAlte Postとなっており、初日の夕食はここでいただく。
ビール小 4.5×3  ポークステーキ 26×2  スパゲッティ 19×1  サラダ 16×1 で合計 100.5CHF(スイスフラン)
18000円(二人)と大層な料理と酒の量でなくても(ポテトは量が多い)これくらい。日本比較で2.5倍位の感覚かなあ。以降、スーパーで買ってきてホテルのデッキ(景色が見れて気分は最高)で夕食(それでも一人25CHFなど)、少し節約モードになる(^_^😉 日本とスイスの賃金の格差、続く円安を痛感!!
長~い1日が終わってバタンキュウ。今日は小雨、明日以降の天気が気になる。


7/17
 山はまだ雲がかかるが、回復傾向との天気予報で、トレッキングに出発することにする。

ホテルからのアイガー 頂稜は新雪に覆われ、右から北壁、北東壁、雲がからむミッテルレギ稜が朝日で輝いている。


ホテルは斜面に立っていて、すぐ東隣がFirstフィルストへのゴンドラの駅でそこを入るとホテルのレストランと受付(0階)、我々の部屋が-1階で-2階、-3階と客室へと続く。朝ご飯は0階で7時~9時、7時に上がっていってルームナンバーを言って2人席に着く。6種類くらいのパン(日曜日はスイスの伝統的なパンで)、4種のジャムやバター、5~6種のチーズ、4~5種のハム、ミルク、フルーツジュース34種、紅茶、珈琲、フルーツ、サラダはミニトマト位、冷たいオートミールにその日のフルーツ(これが朝ご飯の定番で小屋でも出た)、卵はゆで卵かスクランブルエッグのチョイス。これがホテルの朝の定番で、最終日まで順番に楽しんだ。チーズはソウルフードなのでとてもおいしく楽しんだ。メイドさんも三~四人いて顔なじみになっていく。
Alte Postの食堂での朝食:手に持つのは連れ合いのマスコット パンダちゃんと連れ合い自作の(自分の若いときの写真入り)キーホルダー:7/23 ユングフラウに一緒に登頂しました(^o^) オコジョは渡辺のマスコットで一緒に登頂!

連れ合いがカバンにつけていたパンダと昔 私にくれた彼女自作のキーホルダー
今回一緒に登頂しました(^^)/

支度をしていざ出発。今日はグリンデルワルトの谷から北西側の展望台を長く歩くことにする。
駅の50m向こうの北側の臨時バス停へ。半額チケットを別のバスの女性から購入(なぜか切符売り場ステーションがない)し、目的のグローセ・シャイデック(お天気山のベッターホルン3701mの北の峠)行きのバスに乗り込む。

クライミングギヤを持った男女数人が談笑しながら乗り込み、シャイデックの手前で降りていく。ベッターホルン北面の岩登りに行くのだろうか。

グローセ・シャイデックは濃い霧の中、峠のレストランでトイレを済ませ、出発するが霧で方向を見失う。元に戻り、ハイカーに確認して広くゆるやかな遊歩道を進みます。

時折ベッターホルンの北面が近く立ち上がり圧倒的ですが残念ながらほとんど霧の中。

アルプの斜面を流れる小川

1時間あまりでフィルスト駅 ロープウェーを降りた観光客、ハイカーが大勢

フィルストにあるアトラクション 順番待ちですがガスに覆われているのでパス

バッハアルプぜーへの遊歩道 少しずつ雲が切れます
 フィルストからゆっくりほぼ水平に歩いてバッハアルプゼーに向かいます
きれいなお花畑と池が点在します

フィルストでレンタルされているアシスト付のMTB、ぐんぐん走ります。 何でもありで楽しそう(^o^)

小川の黄色い花々 真っ盛りできれいでした(^o^)

1時間弱でバッハアルプゼー 素晴らしい所で湖畔にみなさんが憩っています(^o^)
左がシュレックホルン4078m  中央遠景がベルナーオーバーラント山群の最高峰 フィンスターアールホルン 4273m 一瞬姿を見せてくれました(^o^)

バッハアルプゼーとシュレックホルン

バッハアルプゼーとベッターホルン

バッハアルプゼーから峠を登ってその上のファウルホルン2680mへ来ました。
頂上にレストランがあり、我々はピクニック(行動食でお昼)です(^o^) 

ファウルホルン頂上で 4000m峰はなかなか雲が取れませんが、素晴らしい眺めです(^o^) まだまだ元気です(^o^)

レストランカフェテラスでの食事 気持ちよさそうです

ファウルホルンを振り返ります
この時点でグリンデルワルトへのバス便があるブスアルプへの道を辿っているつもりでしたが、既に道を間違えていました(^_^😉

白、黄、赤、青、百花繚乱です
リンドウの仲間 目が覚めるような鮮やかな青です(^o^)


 

ベッターホルン

左からアイガー、メンヒ、ユングフラウが少し顔を見せてくれます
 
ブスアルプが眼下に

ファウルホルンから稜線の道を更に西へ行くとヴェーバー小屋のある峠(メンドレーネン 2344m)に出た。小屋の方に声をかけて頂いて道を間違えたことに気づく。登り返してブスアルプへの分岐まで戻るか、グリンデルワルト谷の駅、ブルグラウエネン駅まで3時間歩くか。(シーニゲプラッテから登山電車という選択肢は考えなかった) 既に15時半、登り返す元気なく谷を下ることにする。

 ひたすら谷を下ります。男女二人が先行。あまり歩かれておらず所々踏み跡程度になる道をゆるゆると後を追いかけます。

アルプから牛さんの群れの間を何度も「ごめんよ ごめんよ」とたくさんの糞に気をつけながらひたすら下ります。

車道に出て、我々は車道をのんびりと下り、二人連れはそのまま登山道を下って時折落ち合います。
車道にはMTBを積んだ車

終にもうすぐ駅というところ。スエーデンから来られたというご夫婦と。最後は黄色いお花を摘んで花束に、楽しんでみえて微笑ましい。

19時前、ようやく標高896mの谷底 ブルグラウエネン駅に到着。お疲れ様でした。二駅でグリンデルワルトに戻りました。

ホテルの手前のレストランPinteで夕食 固いハムは食傷気味、注文しすぎました(^_^😉

夜のとばりがおりて、ホテルのベランダからのアイガーのシルエット。スカイラインのミッテルレギ稜上にミッテルレギ小屋の灯りが見えます。素晴らしいロケーションを毎朝夕楽しめました。(終盤は雨)

パートナーはPCを出してメールチェック、仕事場に指示を出しています。ご苦労様。


7/18
 今日は朝から快晴。 部屋のベランダから頂上が輝くアイガーがしっかり見える。すごい迫力で感激!


今日はグリンデルワルトとは別の南西側の谷(ラウターブルンネン谷)からミューレン~シルトホルンの展望観光に行くことにする。谷を隔ててベルナーオーバーラント三山(アイガー、メンヒ、ユングフラウ)が正面に見えるでしょう(^o^)

 

グリンデルワルト駅でミューレンまでのチケットをカードで購入(往復21.2 以降チケット代は全て半額(旅行社手配の半額購入券あり)) 
ラウターブルンネン経由で短いゴンドラと鉄道を乗り継ぐとミューレン

 

三山が目の前です。
15
分ほど歩いて、ゴンドラに乗ります(行きの時間予約含めて往復21.9

アイガーとメンヒ
下の方にパラグライダーが2つ

先ずはBirg 2677mをめざします
工事中の駅で乗り換え、この地域の最高点シルトホルン Piz Gloria 2970m
快晴で大展望が広がります 先ずは左から三山

そこから南西に延びるラウターブルンネン・ブライトホルンなどの3500m以上の峰々

シルトホルンから、Birg 2677m
に向かうトレイル

Piz Gloria頂上にある展望レストラン 窓際は円形回転席でここは予約のみ 我々は回転しない席でランチで地ビール(^o^) このピークはかつて映画「女王陛下の007」のロケ地とのこと(^o^)(一般的なアトラクションにはあまり関心がない二人です)今日はアップダウンの歩きなしで昼から頂上で🍻 うれしゅうございます。これもアルプスの楽しみ。

花びらが艶やかなリンドウの仲間 

 

ミューレンに降りてきて散策 グリンデルワルトのように土産物店などはないけど、ゆったりしていい所です。降りてきてまたまた乾杯!

ラウターブルンネンの滝 駅からも見えました

賑やかなグリンデルワルトに戻って、今回一番の周囲の展望です。

ホテルに戻ると現地ガイドの矢鳴さんが待っていてくれました。宿の女将Annaさんお手製のアップルパイとティーをごちそうになりながら、今後のガイド登山について状況を聞きます。

テスト登山は7/20 9:10ゴンドラ駅のアイガーグレッチャー駅集合です。グリンデルワルトのガイド協会「Outdoor社」のSamuelさんとのこと。お天気まずまずのようで楽しみです。
本番のユングフラウ(7/22-23)は天候がまだはっきりしませんが、前日の7/21にテスト登山の結果や当日の天候の見通し含めて、行けるかどうか、ガイドさんがどうなるか、集合場所など知らせるとのこと。何とか4000m峰を1つ登りたいものです。

 

7/19 今日もほぼ快晴。三山の近くにはまだ行ってないのでアイガーエクスプレス(2020年にできた高速ゴンドラ)でアイガーグレッチャー駅に偵察です。(Terminal駅乗り換えでゴンドラ、帰りはクライネシャイデック経由の鉄道で38.5

グリンデルワルト駅前では、先日来準備していたトレランの大会UTMBが9時にスタート アイガーを目の前にすごい盛り上がり(^o^)

スタートを見送って、我々はTerminal駅からアイガーエクスプレスへ

最高の天気の中、アイガー北壁が近づきます(^o^)

 

圧倒的な北壁と下を見ればきれいな緑のアルプがとてもきれいです(^o^)

アイガーグレッチャー駅で降り、翌日の集合場所を確認し外に出ます。見上げるアイガーの西稜とその下部のロートシュトック西稜(北面)

アイガートレールやクライネシャイデックなどへの道標

グレッチャー駅の西側がアイガートレールの起点 アイガー北壁へのチャレンジの歴史のプレートがたくさんあります。

7/17に歩いたファウルホルンから南の稜線

 

1969年のアイガー北壁 日本人直登ルートのプレート(今井通子、加藤滝男、加藤保男など懐かしい名前が並びます 大量の物資を投入して登ってます)

 


アイガーグレッシャー鉄道駅 背景はアイガーとメンヒ



クライネシャイデックに下っていく列車

アイガー、アイガーグレッシャーとメンヒ

時間があり天気もいいので、のんびりクライネシャイデックまで下ります 

メンヒとユングフラウ

谷の向こうはミューレンとその上のスカイラインのピークがシルトホルン

中景の小屋はアイガーミッテルレギ(東山)稜登頂の槇氏を記念した小屋

外には古いギヤが固定して置いてあります(初登当時の装備ではなく30年位の年代物かなあ)
 
クライネシャイデックまで景色を楽しみながらゆっくり下ります。

シャイデックではトレランのエイドステーションをやってました。

少し離れた方が三山がかっこいい(^o^)

クライネシャイデックから鉄道でグリンデルワルトへ戻ります。

バリエーションパターゴルフ 家族で楽しんでます

今日はスーパーのMigrosで買い出し(ハム、サラダ、ツナ缶、パン、ビールなど二人で25CHF)デッキで乾杯景色はいいし最高です(^o^)
   

7/20 今日も晴れです。いよいよガイドとのテスト登山。力量を試されるようでやや緊張ですが、楽しみましょう!

昨日の予定通り早めにTerminalからゴンドラに乗り、アイガーグレッチャー駅に8時半に到着。9時にはガイドのSamuel(以下Samと略称)と合流。30前後~30代前半位の頼りになりそうなお兄さんです。ゴンドラで一緒になった日本人パーティ二人&三人も同じロートシュトック西稜に向かうようです。賑やかでいいなあ。

グレッチャー駅から右側(アイガーグレッチャー側)に回り込んで岩場の取り付きに向かいます。みなさんサッササッサと歩いて我々三人は後から着いていきます。正面奥がアイガーの西稜、その左2つのピナクル(岩塔)がロートシュトック西稜で左手前のピナクルに向かいます。

取り付き(左の黄色い壁の下)の手前まで来ました

取り付き(標高約2500m)でハーネスをつけ、9.510.5mmx30m程のロープ1本をSam⇒渡辺⇒(3-4mで固定)上田の順に結束します。登りは全てSamが先頭で登りリードの確保は無用とのこと。念のためと我々が持参したピッケルとアイゼン、今日はやはり使わないとのことで取り付きにデポ(終了後Samが回収してくれた)。その他の装備は本番とほぼ同じで冬靴で、暖かいので手袋無しで登ります。支度が早い他の日本人パーティ(日本人ガイドの1:12組⇒7/22-23でミッテルレギ稜、現地ガイドの1:11:2の日本人3人が7/22 メンヒ、7/23 ユングフラウ(ミッテルレギから転進)、とのこと。我々が最もシニアでユングフラウのみだが、別のプランのパーティが近くにいると何か楽しいし、心強い(別パーティで関係ないけど)気がする。少なくとも日程は同じなので天候については in the same boat

昔のRCCグレードでいうとⅢ級 位からスタート。Sam撮影 渡辺が続きます。高度感のあるトラバース。

続いて60~70°のフェースがしばらく続きます。メンヒの北面などをバックにロケーションは最高でテンションが上がります。(Sam撮影)

先行するガイドパーティ 15mまでの短いピッチで区切られ、Ⅲ級~Ⅳ位のフェースが続きます。

緊張気味の渡辺 後ろはアイガー氷河だが温暖化で駅よりもかなり上まで融けて小さくなっている

時々傾斜の強いピッチが現れるが岩は硬く思い切って登れるので大丈夫

先行パーティはピッチを延ばし、我々はゆっくりと後続する

Sam撮影 奮闘する渡辺

1つめのピナクル上部のチムニー 時折ランニングビレーを取ってくれる

1つ目のピナクル上部から見たロートシュトック西稜とアイガーグレッチャー駅 右遠くにクライネシャイデックも見えて、景色は最高(上田撮影)

1つ目のピナクルの頂上プラトー(少し平らな部分)ここまで取り付きから1時間あまり。短いピッチ×6位。 Samが休憩・補給を促してくれる。勧めてくれたら素直に従うのがいい。だってその後はしばらく休む気がない(場所がない)はずだから。

慣れたコンテニュアスのSamと渡辺 右奥はメンリッヘン方面のアルプ

この後2つめのピナクルに向かう。登高差はもはや少ないが少し難しめのⅣ級のピッチが2つ位。最後のかぶった凹角が少し難関(写真なし)、Samは開脚からチムニー登りに移り、少し頑張って越える。渡辺は開脚もチムニー登りも無理とみて、私の背中に乗ってショルダーで何とか越える。私はザックを背負っていては無理だったのでザックを荷揚げしてもらって、開脚からチムニー登り(バック&フット)に移り、エイヤッで越える。ここは全身の筋肉を使った、けど面白かった。

終了点に着き写真撮影 いい笑顔です(^o^)

終了点の二人 バックの左はアイガーの西稜、右奥はメンヒ

北面(左下)のアイガートレイルからはロープを持たない登山者が続々と登ってくる。ロートシュトック西稜とアイガー西稜の末端の間のガリー沿いにビアフェラー(鉄ハシゴなどのルート)があるようだ。

ここから見るグリンデルワルト谷やベッターホルン、クライネシャイデック方面は素晴らしい景色で、終了点の喜びを楽しみました(^o^) 

ビアフェラーをのぞき込みます。結構浮き石があり気をつかいそう(^_^😉 何故か下からアルペンホルンの演奏が木霊していた。グレッチャー駅付近で演奏してくれてたのかガリーに響き渡り、ひととき夢心地です(^o^)

クライネシャイデックを見下ろす

景色を楽しんだらグレッチャー駅まで下ります。私が先頭で(所々固定ロープあり)、上からSamがコンテで確保してくれています。


13
時過ぎにグレッチャー駅でSamに礼を言って分かれ、我々もグレッチャー駅から登山列車でグリンデルワルトにおります。幸せなことに、見慣れてきた谷の景色とベッターホルンに、渡辺もほっと一息 テスト受かるかなあ(^o^)

今日は目先を変えてホテルの手間の地下に一軒だけある中華料理店へ。ご飯や麺類が食べたくなった。チャーハン、固焼きそば、酢豚と一人前ずつ取ってシェア、それにもちろんビール、分量も丁度良くておいしかった。二人で85でまずまず。

 

7/21 今日は休養日 天気もよくないので遠出せずにグリンデルワルトを少しお散歩

午後、ホテルの前を通りがかると時雨で、きれいな虹がかかった。太陽がまだ高い時間帯で虹が低く近くに見える。

昨日全身運動をした渡辺は筋肉痛、私も最後のチムニーで力を使い少し筋肉痛(情けないですねえ)。

午後、またまたMIGROSで買い出し お気に入りのビール(渡辺は500×2 私は350で十分だけど値段が変わらず銘柄も多いので500×1) 普段も夕飯ではご飯は食べずビールとサラダ、肉・魚などのタンパク質という渡辺には、このところのベランダ飲みがぴったりの様子。一方、私はアルコールからは炭水化物を摂れないので、行動食の残りのパンをかじったりCOOPで見つけたカップ麺を締めに食べたりお口が卑しい(^o^)


夕方、矢鳴さんから明日明後日の予定が入った。予定通り7/23に未明からユングフラウに登るので、明日22日は予定のメンヒスヨッホ小屋(3600m)に夕飯時までに二人で移動してくださいとのこと。ガイドはテストと同じSamuelで(良かった(^o^))夕飯時に落ち合うとのこと。良かった、見事?テスト合格で天気予報もいい方向に変わってきた(^o^)

 

7/22 最高の天気で、駅でユングフラウヨッホ駅までのチケットを買います。半額でも行きが61.9(時間予約)帰り(下山事故未定なので予約せず)が56.9CHFとバカ高い(半額でも往復一人21600円!)

クライネシャイデックでユングフラウヨッホ行きに乗り換え、グレッシャー駅を過ぎるといよいよトンネル。ヨッホ駅の手前のEismeer 3180m5分ほど停車。ホームから20m程向こうのトンネルの窓からミッテルレギ稜の東面やグリンデルワルト氷河方面が望まれるが、我々にはもっと素晴らしい景色が待っているはず。静かに車中で待った。そして間もなく11:41にヨッホ駅(3450m)に到着。お店やエレベーター展望台(スフィンクス)、アイスパレスなどのアトラクションがあり観光客でごった返しているが、我々は人混みを避けてまっすぐ外に出る。そこは銀世界と紺碧の空。目の前から圧雪車で歩きやすい雪の道がほぼ平にメンヒスヨッホ小屋まで続いている。

振り返ると明日登るユングフラウ(右上が頂上)。赤線が最近のこの時期の(7/23の)ルート。頂上からの下りでは登りの岩場(左下 Ⅱ級アイゼン外す)を通らず真ん中の氷河の中を降りてヨッホ駅に登り返す

目の前にはアレッチ氷河の源頭部の雪原(ユングフラウ フィルン) 右はユングフラウの右隣のRottalhorn 3969m、続いてGletscherhorn 3983mなどが並ぶ

雪の道からスフィンクスとユングフラウを振り返る 上の線は「ジップライン」のワイヤー ハーネスをつけて250mの空中散歩を楽しむ。アトラクション、いろいろ考えますね。

メンヒをバックに コルのように見える雪原の少し向こうがこの日のお泊まりのメンヒスヨッホ小屋(3660m 125名収容)

スフィンクス(展望台までエレベータ 待ち時間1時間半とか)とユングフラウ

小屋の近くから ユングフラウが大分遠ざかりました 明日未明、ここをバックします

小屋からすぐ東隣のTrugberg 3932m方面

小屋はメンヒの東稜にへばりついている 左はメンヒの南東稜(下降しているパーティを見かけた)

小屋から南東側 アレッチホルン 4195m方面


小屋とすぐ東隣のTrugberg 3932m方面 その左遠景はシュレックホルン 4078mかな

シュレックホルン の前衛かな?


小屋の手続きをしようとして、自分たちの名前を言ったが予約がないとのこと。ガイド協会の「Outdoor Reider」と伝えてガイド含め3名で予約あり、とのことで受付できて部屋に入った。良かった(^o^)

小屋のレストラン 標高3657mとある 登山はなしで宿泊のみという方も若干おられた  夕食は食堂に半分強くらいの人数だったかな?

三山の見事な写真

小屋でデザートのアップルパイを購入 おいしかった(^o^)

小屋のトイレの裏側からのメンヒ東稜の取り付き
Samと合流し、一緒に夕食。パスタ、おいしかった(^o^) お代わりを頂く。ビールは明日の楽しみに! 登山客以外も小屋泊のみの方も少しみえて、明日はガイド含め18名(ガイドは全員現地で8名?)がユングフラウをめざすとのこと。同じピークをめざす同志としてのわきあいあいの中に、客の我々は緊張感が漂う。リックスして楽しみましょうと、Samuelの気遣いありがたかった。

我々の部屋 上下5人の10人部屋 下段の3名は7/20テスト登山で一緒になった日本人3人(女性1名)パーティでしばしお話をした。愛知県の労山 名古屋山学同志会の方々(50才位?)。今回、マッターホルンを登ってこちらに来られ、当初ミッテルレギ稜~アイガーの予定が転進で、7/22(この日)朝一(6時台?)のグリンデルワルト発で既にメンヒにガイド登山しこの小屋へ、明日は我々と同じでユングフラウとのこと。(1-1,1-2で現地ガイド登山)。私も自己紹介して、立岩について聞かれたので概要をお話した。3時朝ご飯で3時半出発とのことで、支度をして20時には床についた。一度夜中トイレに起きたらそんなに冷えておらず夏の天の川が素晴らしかった。すぐ眠れて良かったです。  

7/23 2時半に起床しすぐ出られる体制で3時に食堂へ。パンとコンチネンタルと例のソウルフードのオートミールとたっぷりの紅茶(小さめのどんぶりに頂く)で暖まる。皆そそくさと支度し、トイレを済ませハーネスとヘッドランプをつけ我々は3:40に最後尾で出発。快晴でほぼ無風だがそんなに冷えていない。0~5℃位か。

40分でユングフラウヨッホに着き、まだ暗い中アイゼンを着け、Sam、渡辺、上田の順番でロープを結ぶ。初めは広い雪原を降りていく。クレバスを避けて岩場をめざす。

Sam撮影 私のアイゼンが外れて締め直す 背景はメンヒ まだ星が出ている

スフィンクスとヨッホ駅

Sam撮影 正面左下の岩場に取り付き、アイゼンを外して登る Ⅰ~Ⅱ級の容易な登り 徐々にうっすら明るくなる。

岩場を登るSam

200m弱登ると岩場が終り雪原 薄明かりから朝焼けとなり、ユングフラウも赤く染まる

50代位の女性とガイドの2人パーティ(右の前)に徐々に追いつき、しばらくで追い抜く
朝焼けとメンヒ

二人パーティに追いつく 少し辛そうでペースダウン 雪稜を大分登ってきてアイガー、メンヒの高さに近づいてきた 標高3800m位かな?

右が頂上、左がRottalhorn 3972m この右のコルがRottal sattel(サドル 3884m) Rottalhornの雪庇に気をつけながらサドルへのトラバースが今回のルート 慎重に進む。

サドルが近づくと先行パーティがサドルへの雪壁を登るのが見えてきた。標高差20m位か? 雪の状態が悪ければ更にトラバースを続けて本峰に向けて雪と岩のコンタクトを上がるとの解説。今回はRottalhornの雪庇はあまり大きくなく、サドルに向け直登できるようです。 いよいよ今日の登山の核心部、クライマックスに入っていきます(^^♪

 

 

 

Samが歩きながら撮影してくれた動画

結構右に落ち込んだトラバースですが、雪は少し柔らかくなってきたものの安定しており、コンテで進んでも大丈夫でした


トラバースに入ると先行パーティは既に雪壁を抜け、頂稜を上がっている様子。

雪壁の登り手前でSamのアドバイス 「(このペースだと)登頂してここまで戻れそうだから、不要な物はここにデポ(置いていく)してもいいよ。ザックの装備も二人で相談して置いていい。(彼もストックを残置)」とのことなので、渡辺の荷物をザックごとここに残置する。私はストックだけ置いて、行動食、水、防寒着だけが入ったサブザックをそのまま担いでいきます。
ここからはヨッホから今日未明に歩いたトレースも(ユングフラウ フィルン上)見えます。

Sam撮影 ロープを頼りにトレースのある45°の雪壁を登り切った渡辺

私も雪壁を登り切ります 3900m付近 絶景ですが、息が苦しい(^_^😉 気分は高揚(^^)/

ナイフリッジから急な雪面の登高。雪が固くなり、Samはウッドのピッケルのピックの方を使って急な雪面にカッティングしながらコンテで登っていきます。歩きやすいように滑りにくいように献身的に息を切らしながらカッティングしてくれます。礼をいうと「私の仕事なので」と、かっこいい(^o^)
続いて岩雪ミックスの35°位の頂稜を登ります。振り返ると雪原の上で追い越した二人パーティは雪壁まで登らず恐らく時間切れで下山していく模様。逆に登頂した若手パーティが次々と下山してくる。8時半頃には登頂した模様、早い。ここは鉄のポールが一定間隔で立っており、登りも下りもロープで確保してくれる。自分も苦しい登りを一歩ずつ進み、945 Samの「ここが頂上」の声で、三人で歓喜の叫び(^o^) 十字架も道標も無かったけれど、大展望が待っていた(^o^)

右中景がベルナーオーバーラント山群 第二の高峰アレッチホルン4198m 左にアルプス最長20kmのアレッチ氷河 右へはユングフラウの初登ルートのレッチェンタールに伸びる氷河

歓喜の握手!! よく頑張った!! 無事に下ろう!!

アイガー、メンヒが低く見える

遠く右にはモンブラン山群 左遠くにヴァリス山群遠景はヴァリス山群 中央やや右の白いピラミダルが名峰ヴァイスホルン 4505mSamが大好きな山とのこと 初登の状態で登れるらしい) そのすぐ左に小さく黒く見えるのがマッターホルン(水平距離で70km)。中程やや左の高いのがアルプス第二の高峰モンテローザ 4634m
上の写真をもう少しアップで 遠景白いピラミダルが名峰ヴァイスホルン(アルプスで最も美しい山と言われるらしい:頂上から左下に伸びるのが一般ルートの東稜 AD) そのすぐ左に小さく黒く見えるのがマッターホルン(水平距離で70km 雪は少なく確かにこの形)。

アルプス最高峰 モンブラン ユングフラウから直線距離で120km程離れているがしっかり見えた(^o^)

アレッチ氷河を背にするSamuel ありがとう!! かっこいいです(^o^)

頂稜からの下り 急斜面で鉄杭でビレーして決して滑落しない態勢でおろしてくれる
アルプス流の軽快なロープさばきです(^^)/ かっこいいわあ(^^)/

頂稜の下部の雪面からのサドル 上はRottalhorn 3972m 雪壁を登ってくる2人、2組のパーティが見えます。 朝、下から上がってきたか?
雪壁の手前の黒い点は我々の残置物  画面の左下のトレースは下り専用の、氷河を縫って直接下るトレース。

氷河の正面化から大分下降してきた。
頂上で出すのを忘れたマスコット(渡辺はオコジョ、上田は連れ合いのパンダ)

下りは岩場を通らずトラバースと雪原の中間位から、正面の氷河へ直接下降する。(左右のデブリの真ん中の今回比較的安定した雪面の下降) 急斜面は上田先頭で下り、傾斜が緩んでからはSamが先行する。適当な傾斜の所はピッケルを制動に使ったシリセードで下る。私も疲れが出て足がもつれてくる。(情けない(^_^😉)

最低点(3300m位)からヨッホへは登り返し。これがしんどくなってくる。 

13:30
ヨッホの展望台に無事帰還。多くの観光客に迎えられる。ここでSamuelに丁寧にお礼を言って残念ながらお別れ。献身的でフレンドリーで素晴らしいガイドだった。下山後、矢鳴さん経由で彼が撮ってくれたたくさんの写真を頂いた。今回の登頂は彼のおかげ、大大大感謝です(^o^)

クライネシャイデック経由でホテルに戻り、先ず女将のAnnnaさんに報告。スパークルワインで乾杯(^o^)
50
年前に一緒にミッテルレギ稜を登ったという加藤保男の寄贈本を見ながら思い出話を語ってくれた。

加藤保男の写真集のAnnaさんの大事な1ページ
ミッテルレギ小屋の前で:前が加藤保男(イケン面ですねえ)とその後ろに立つ赤いヤッケのAnnaさん。
ミッテルレギ稜 細い!!

2日後、私がAnnaさんに連れ合いのメモリアル本(一部英訳付)と日本のお土産を少し差し上げたら、しゃもじとナイフを頂いた(^o^) 「スクランブルエッグを作るときに思い出してね!」とのこと。

 後日頂いた登頂証明証です うれしい(^o^)

<感想:渡辺>
今回自分は初めての海外登山という事で、準備段階から上田君におんぶに抱っこ状態だった気がする。ツァー代理店も宿も当たりだったし何よりガイドのサムは大当たりだったと思う。感謝感謝に尽きる。ロートシュトックのクライミングは不安があったが案の定、チムニーの開脚足場は脚が短くて?届かず、上田君にショルダーで挙げてもらった。いつも携帯しているアヤしげなドリンクボトルはこの時自分が破壊したのではないかと申し訳なく思っている。
ユングフラウ挑戦の当日は、この日しか無いという天気で、おかげで下山時の腐れ悪雪で、足を取られ転ぶは踏み抜くはで大変だった。まだ夜中の暗いうちの出発は、少しでも雪の締まっているうちに登ってしまおう作戦なのだなと思うが、天気の良いのも良し悪しか。とにかく素晴らしい天気に恵まれてマッターホルンからモンブランまで眺望できたのは素晴らしかったなー。こんどは少しおとなしめの山にまた行きましょう。いろいろありがとうございました🙇

<感想:上田>
・改めて今回、テスト登山と本番のユングフラウ登山で、献身的にそしてフレンドリーにサポートしてくれたグリンデルワルト ガイド協会「Outdoor」のガイドSamuelに感謝です。また旅の全行程をサポートくださったレッツスイス()の千葉さん、現地で登山ガイドの橋渡しとサポートくださった矢鳴さん、大変お世話になりました。「気をつけて楽しんで来て」と送り出してくれた家族にも感謝です。今回のスイスアルプス行は人生のかけがえのない思い出として大事にしたいと思います。この場を借りてみなさんにお礼を申し上げます。
・今回の登山の目標をユングフラウに定めたのは、ヨッホからの手軽さとガイド登山で我々に合うであろう難易度からでしたが、結果的にはほぼ予想通りで、素晴らしいガイドと当日の天候もあって我々の力量に合ったものでした。日本でいうと、GWの穂高(より標高が1000m高い影響加わる)と同じくらいでした:涸沢から奥穂往復<岳沢から明神経由前穂往復<岳沢から南稜経由奥穂~天狗のコル周遊など

・とともにこの山を選んだのは、連れ合いを思い浮かべる山名「ユングフラウ(若き乙女)」がありました(^o^)
「私のユングフラウ」  連れ合いの成人式(1981年)の写真 初々しい中に、目と口元に意志の強さが見られますね(^o^) この振り袖を娘も成人式に着てくれて連れ合いも喜んでいました。
2023年7月に亡くなり、スイス行の前に三回忌を済ませた連れ合いのメモリアル記事を下記に収納しています。 https://ameblo.jp/toshimitsu-yama/entrylist.html

 以下、観光編や大事なエピソードは追ってアップします。
7/24 渡辺、上田でスイスの首都であり古都のベルンBern
7/25 渡辺帰国 上田はベルンへ
7/26 上田は観光 インターラーケン オスト経由でブリエンツへ バーレンベルグ野外博物館見学
7/27 チューリッヒへ 国立博物館見学
7/28 チューリッヒから出国
7/29 夕方、関空から奈良へ帰国

以下、エピソードと観光編です。

◆大失敗のパスポート紛失事件
・実はスイス入り2日目の7/17にパスポートを紛失しました。グリンデルワルトからグローセ・シャイデック行きのバスで落としたと思われます。ポーチにパスポート、国際運転免許証、交通機関の半額証明(鉄道、ゴンドラなどのチケットを買う度に提示)、メモ帳を一緒に入れていて、バス中ですり落ちたらしい。
7/18
朝に確認したらどうしても見当たらず、グリンデルワルトのポリスへ、また市役所の支所に出向きオンラインのLost&Found(スイス全土)に登録、バスターミナルで説明(ところがグリンデルワルトにはバスのオフィスがなく談判できず、旅行社のガイドさんから捜索依頼だけ出してもらった:できれば乗ったバスを自分で探したかった)とやることやって、戻ってくるかを登山が終わる7/23夕まで待つことにした。首都ベルン(電車で2時間余り)の日本大使館に状況を電話し、7/24の午後に面談の予約を取った。一人で込み入った英語でのやりとりは大変と、パートナーが付き添ってくれたのはありがたかった。渡辺君、感謝します。
・ということで、登山準備をしながら連絡待ち、必要な所への届け出と不安な数日でしたが、パートナーとの主目的の登山に集中。7/20のテスト登山、7/22,23の入山と登山、お天気にも恵まれ無事に登頂と帰還できました。
7/24にポリスに出向きましたが届けなど連絡はゼロ、諦めて紛失確定届け(40CHF支払い 以降は出てきても無効)を発行してもらって一人でベルンの大使館(日本語で対応)に出向きました。写真とポリスの紛失証明で大使館に紛失届け。その後は2択で、①緊急のパスポート発行が可能か? ②だめな場合、日本への帰国だけができる渡航書の発行申請 先ずは①で最大限談判しようと大使館の責任者と話ができたが「『家族』が第三国(今回はスコットランド)で危篤の場合のみ」と頑としてはねつけられ、止むなく②となりました。
・夕方スコットランドの友人に経緯と詫びのメール、その後電話。Pさん段取りして心待ちにしてくれてたのに誠に申し訳ない。秋に出直します。

・②の渡航証発給に必要な私の戸籍謄本(息子に豊川市役所で代理申請して取得してもらい即日メール添付で受領)、帰りのEチケットの写し(7/28スイス⇒7/29日本便を旅行会社の方に緊急手配して頂く)、加えて写真を持って再び7/25にベルンの大使館に出向き、午前中に申請、夕方に渡航証取得(合間にベルン観光)となり、日本にそのまま帰国することになりました。(航空券、スイス⇒スコットランド、スコットランド⇒日本便は早期手配の固定チケットなので、払い戻しなくフイになりました(^_^😉)
教訓です。A一番大事なパスポートと二番目三番目に必要な物とは一緒にしない(初めての海外旅行の初心を忘れずに) B紛失などトラブル発生した時は慌てず、優先順位(身の安全:今回は安全登山、加えて他に大事な物を無くさない)を肝に銘じて冷静に行動する。その条件のもとで可能なトラブル対応を行う、しょんぼりせず空き時間では観光など最大限楽しむ。:今回Bはできたかなと思います。

 

その中で登山以降の行動、観光のあらましです。
7/24
 2人でグリンデルワルトのポリスへ。パスポートの届けは紛失確定の証明書をもらってスイスの首都であり古都のベルンBern へ移動。駅で別れて渡辺はそのまま旧市街の観光へ。私は駅でインスタントの証明写真を撮って、大使館方面へ歩く。町中はトラムやバスの便が便利そう。

まだ予約時間に早いので、途中の駅北にあるベルン大学に立ち寄る。スイス連邦工科大学チューリッヒ校を卒業したアインシュタインはここベルン大学で教鞭をとる。ベルン時代の1905年は「奇跡の年」と呼ばれ、現代物理学の重要な発見である「光電効果」「ブラウン運動」『特殊相対性理論:シンプルで最も美しい方程式と言われる E-mc2(2)』の論文をこの地で書いた。記念して大学の前にはアインシュタイン・テラスがあり、休憩。テラスには重要発見に関係する小さなパネルが掲示されている。
その横にある物理学・地球環境学研究所に立ち寄る。

研究所内には、アインシュタインの顔の像や、Co2濃度の変化など地球環境のデータなどの掲示がある。


そのまま大使館に向かい件のやりとり。決着したので駅に戻り、渡辺と共にグリンデルワルトに戻る。

登山とともに好天が終り、今日から天気が下り坂でグリンデルワルトは雨。渡辺の最後の夜はレスタラン・アルテポストでと思ったが残念ながらお休み。宿のスタッフさんのお薦めのレスタラン クルツ・ポストで夕食としこの数日の最後のお祝い。私はスコットランドの友人にメール&お詫びの電話(^_^😉

 

7/25 渡辺は帰国で朝から別行動。上田はベルンの大使館へ向かう。渡航証に必要な書類が朝までに揃ったので、メールで大使館に送付して、11時前に大使館へ出向き渡航証の申請書を書く。16時~16時半に受け取れるということで、バスで旧市街に戻り観光とする。
ブンデス広場:建物は連邦議事堂の裏側 丁度、女子サッカーの国際大会がベルンで開催されていてそのファンゾーンとなっていた。

氷河の融水のせいか青白く美しい(コバルトブルー?)アーレ川と連邦議事堂

アーレ川の南対岸の町並み

アーレ川とベルナー・ミュンスター寺院の尖塔

ベルン歴史博物館 この2階がアインシュタインの展示となっていて、ベルン時代の物語が特に丁寧。18CHF

入り口にあるリラックスしたアインシュタイン
旧市街のクラム通り 奥は時計塔、手前はツェーリンガーの泉:スイス国旗(白十字)と各州の旗が華やか(右の手前から二番目の熊はベルン州の州旗)

泉の水はとてもきれいで、汲んでいる人も見かけた

ベルンの旧市街は12C~17Cに作られた 古い石の建物の通り側の一階は丁度アーケードのようになっていて、商店街のようにモダンな通りになっている 

クラム通りにあるアインシュタインの家 この2階で論文を執筆したらしい

日本大使館 なんだか別世界 日本語で安心するけどパスポートの件なので緊張 駅から歩くと30分、三度足を運びました。

町の自転車屋さん 坂道も多くいろんなタイプの電動アシスト車がありました

通りを歩いていたら、お父さんがお子さんを乗せてオフィスの中へ。 オフィスからはお母さんらしき人が出てきてしばし家族?の団らん:職場に託児所があったり、こうやってお父さんが子どもを連れてきてなど、1日の途中でも家族の団らんが図れる、働きやすい環境に思えました。

町中のネコちゃん、寄ってきてくれました

列車の種類の説明のプレート

ベルリン東駅行きの長距離インターシティエクスプレス(ICE

インターシティの自転車(そのまま)搭載車両 気軽にバイクが載せられてうらやましい(^o^)

スペースに応じて斜めだったり(広い)、立てたり

われらがインターラーケン・オスト行きのインターシティ 掲示の左下の車両ごとの数字は二等車と一等車(我々は二等)その上のAHはホームのゾーン、気がつけばとてもわかりやすい。
ベルン駅は大きく番線も多くホームも大変長い

16時半にまた大使館に出向き、ぺらぺらの渡航証を頂く。ベルン駅に戻り、早めにグリンデルワルトへ
今日から1人でシングル部屋に移動しのんびりだが、少し寂しい(^o^)

7/26 パスポートが決着し観光だが今日も天気が悪い。インターラーケン オスト経由でブリエンツへ行くことにする。晴れていたらSLのロートホルン鉄道と思ったが、雨で展望もないことから、バーレンベルグ野外博物館見学とする。グリンデルワルト駅で、先日のテスト登山の日本人パーティを見かけ、インターラーケンまで同席させて頂く。彼らは今日帰国。名刺交換(私はメモリアルブログの紹介葉書)し、ガイドは天野和明さんで8000m峰6座登頂、ピオレドール賞も受賞されている有名人(amano.kazu@gmail.com)でした。お客さんは東京の男性と大阪の女性。今回はアイガーのミッテルレギ稜(ガイトと1:1が必須)で、登頂(7/23)からの下山が大変で18時までかかったとのこと。お二人とも以前マッターホルンにも登頂されているとのこと。天野ガイドがアルプスで好きな山域はヴァリス山群とのこと。短い時間でしたがいろいろお話できて楽しかったです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E9%87%8E%E5%92%8C%E6%98%8E

インターラーケン・オストで乗り換え、ブリエンツ駅でおり、バスに乗り換え


バスで10
分ほどでバーレンベルグ野外博物館正面口(西口)へ 32CHF

広大な森の中に、スイス版明治村よろしく1519世紀のスイス各地の100以上の農家や古民家、様々な職人さんの作業場などが点在し、牛や鶏さんがたむろする林の中を巡って歩く。

博物館のガイドブック(200ページ5CHFはお買い得、ぜひお薦めです。

中央口に近い古民家。カフェ・ショップになっている。

カフェ

広いので馬車を利用することもできる

古い農家と古い農機具

農家の台所

材木加工のおじさん:伝統的なコスチューム(作業着)が決まってます
セットすると丸太をガシャガシャと勢いよくスライス 数分で10mmの板が切り出されます 動力は水車で、複雑なギヤで大きなノコギリが力強く素早く上下する動力を取り出しています。大きな丸太の機械へのセット、丸太の送り、ノコギリへの潤滑油の供給、切断後の搬出など、全て1人作業で、子ども達など大勢が見守り、切り落とされると大拍手でした。私も初めて見て、先人の知恵に感激しました(^o^)

園内には数カ所このピンクの立て札ゾーン:動植物の多様性の大切さとその保全をこの博物園内でも実践し、見学者に「自分は何ができる?」と問いかけがあります。

スイスのいろいろな地域、年代の建物、様式の詳しいところは分かりませんがどれも美しく懐かしく感じます

パン職人さんがパンを作る小屋 ここのパンの麦のブレンド

石灰岩(ライムストーン)の露頭 その向こうは水鳥のサンクチャアリー 石灰岩からモルタルを作る作業場と工程

モルタル製造の作業場は火を使うため、消火道具が手近にあってこれがアトラクションに
一人がポンプを繰って(右の人)、放水して数m先の板の人形を倒します。私も隣のお兄さんにポンプを繰ってもらって、水鉄砲を楽しみました(^o^)

ワイン工房の桶

刺繍工房

家族連れが多く社会科見学ですが、子供たちも楽しそうです(^o^)

機織り  自分の連れ合いも着物の帯締めの組紐をやっていたことを話して交流しました。

いい織物が手頃な値段で置いてあったのに現金の持ち合わせがなく残念、素朴な現場・お店ではキャッシュも必要。

木工のおじさん 何かピノキオでも出てきそうな工房でした

ほっとするような光景が広がります

全て木製のボーリングで遊ぶ子供たち

雨に洗われ、花や実がしっとりと美しかったです

台所やお家で使う道具類

スイスのレスリング チャンピオンベルトならぬ、大きなチャンピオン(カウ)ベル

色とりどりの民族衣装

ハーモニカ、楽器

スイスの何百年にわたる伝統的な農業、林業、手工業の知恵とそれを伝える人々に触れ合えた5時間でした。万博のバーチャルもいいけど、私は自然と生の物と生の人とのふれあいがいいなあ(^o^) 雨模様でしたが涼しくてしっとりと快適でした。

東口へ出てきました

スイスの各州の旗が並びます

美しいブリエンツ湖

この日は私の最後の夜 例の中華料理店に入りました 41CHF

7/27 チューリッヒへ 国立博物館見学

いよいよ旅も終盤、グリンデルワルト最後の朝です。朝食を頂き、女将のAnnaさん、お手伝いに来ていた矢鳴さんにご挨拶して、荷物2つを担いで宿を後にします。

見慣れたアイガーもこのところの降水で稜線はかなり白くなりました。

ホテル Ale Postの側面(通りに面した宿泊者用の通用門)

毎日出入りした入り口のお花も見納めです

レストランAle Postの入り口と裏側

ホテル前からベッタホルン方面

 トレランのスタート地点の広場
7/17のトレッキングの後に入ったレストラン Pinte 元気なメイドさんが思い出されます

渡辺に同行もしてもらい何度も通ったpolice

左側、お世話になったCOOP(近くのMIGROSも)、右側は前夜Tシャツのお土産を買ったモンベル

ガイドツアーのオフィスの「OUTDOOR

バスターミナル :切符売り場・窓口はありません(^_^😉

7/24の夜、渡辺と夕食を摂ったレストラン KREUZPOST (駅前の十字路にあり、かつて郵便局?)
Ale Pos
(昔、郵便局だった場所)やKREUZPOSTにしても、「昔ここに・・があったんですよ~」と歴史を大事にする国民性なんでしょうか?

 何度も乗り降りしたグリンデルワルト駅

 クライネシャイデック行きのかわいい登山電車 何度も乗りました(^o^)

 懐かしのBurglauenen駅(標高896m 7/17のトレッキングでは道を間違えてこの谷底まで下りました 懐かしい)

のどかに草を食む牛さん達ともお別れ

トゥーン湖

昼前にチューリッヒ駅に着きます。中央広場

今日の泊まりは自分で予約したチューリッヒ・ユースホステル
時間があるので、駅北隣のスイス国立博物館に行ってみます
全ての荷物を博物館の有料コインロッカーに入れてゆっくり観覧しました

大きな博物館で、展示もいろんな工夫がありました

D地形模型に置いてあるスマホをかざすと主立った山名が表示されます 西側から見たベルナーオーバーラント三山 手前はメンリッヘンの丘

 ハイジは日本で人気です、の説明

乳牛・肉牛の育種の地方ごとの歴史のディスプレー 自分で機器を動かしてわかりやすくしています

スイスと言えば昔から精密機器の時計 盛衰はあったでしょうが、貴重なコレクションです

スイスの木工
陶器もきれい

この日のお泊まりはチューリッヒユースホステル 入り口のシンボルはこのライオン

少々風邪気味だったので、夕食を摂って静かにベッドへ 部屋は男女混合8人部屋ドミトリーでした

朝食に近くにいた若者に声をかけて同席しました 香港からイタリアに留学している学生さんで、スイスにバスで旅行に来ているとのこと。以外と英語が能弁ではないような感じでしたが、お互いゆっくり話して楽しかったです(^o^) 厳しい社会環境にあるであろう香港の若者が、海外にどんな思いできているのでしょう? 漠然と聞きましたが、あまり答えはありませんでしたが少し苦悩の表情も垣間見えました。

7/28 チューリッヒから出国

今日は16:40のチュ-リッヒ⇒ドーハ便ですが早めに空港に移動しました。それでも、渡航証での税関等の通過は普段よりも余分な説明や提示物を求められ手間取りました。5時間余りでドーハに到着。2時間ほど待って関空行きに乗り換えます。

7/29 夕方、関空から奈良へ帰国
ここからが長く9時間半で関空に17:25に到着です。体調も悪化し熱もある感じでしたが何とか南海電鉄、近鉄経由で奈良の実家に帰宅しました。弟の最寄駅へのお迎え、いつもながらありがたいです。帰宅して熱をはかったら37.9℃でした。念のため親爺と別室で休み、翌朝コロナとインフルエンザの検査を受けましたが、幸い両方陰性でした。熱は一両日で下がり、猛暑の中で涼しいところで4~5日ゆったりと過ごしました。やはり日本のお家はゆっくりできいいものです(^o^) 尚、翌7/30にスイス大使館から国際電話があり、無効になったパスポートが書留で大使館に届いたとのこと、間に合わず残念。スコットランド、9月にリベンジします(^o^)
家族や、同行してくれた渡辺、お世話になった全ての方々に感謝です(^o^)

2025.8.28 ブログ完了 上田歳彦

この記事を書いた人

上田 歳彦のアバター 上田 歳彦 豊川山岳会 代表

愛知県山岳連盟 豊川山岳会代表 2023.3~
気象予報士
NPO法人 ウェザーフロンティア東海会員

目次