雪山講習会Aコース@大日ヶ岳

日時:2015/2/28-3/1 メンバー:白井(L)、白木、小野、塩川、山形、牧、茂津目、後藤 Aコース 1日目 2つのチームに別れて初級中級で講習を受ける 初級は茂津目他3名 中級は牧、山形、後藤他2名 読図しながらピークを目指す 歩くときは膝を上げるイメージで。 無駄に足首などに力を入れない。 ファイル 2015-03-02 9 12 13 いい天気ー!! ファイル 2015-03-02 9 12 40 山形さんのノリの良さに先生も大笑い 途中からアイゼンつけて歩行訓練 アイゼンつける時は利き足から。 山側を向いて。 山頂手前の急登で転び方の練習から滑落停止などピッケルの使い方を学ぶ 2人ペアになって手押し相撲をし転ばせ合う。 牧さんは手押し相撲が激弱で何回やっても私が勝ってしまったよ あとは谷側に倒れる練習 怖すぎる! 滑落停止は練習と分かっていて転ぶからなんとか動けるけど実際は不意にだし本当に何回もやって身体に覚えさせるのが大切だと思った。 そして何よりも転ばないようにするのが1番である。 山頂!! ファイル 2015-03-02 9 12 51 雪が多過ぎて看板ないからどこよ? そして誰よ? 山頂では緊急避難用の縦穴式シェルターを作る ファイル 2015-03-02 9 13 01 少しも寒くないわ♪ その後山形さんが埋没体験!! ファイル 2015-03-02 9 13 10 ファイル 2015-03-02 9 13 20 ファイル 2015-03-02 9 13 52 埋める側はすごく楽しそう! 埋められた側はゾンデ棒で刺されるのが癖になりそうとのこと。 夕ご飯、テント泊チームは茂津目キッチンによるチーズフォンデュ!! P2280353.jpg うまいーうますぎるー テントでこんなおいしいもの食べられるなんて! 明るいうちから飲んで食べて話してしあわせー♪ 2日目 大荒れの天気の中、まずは雪の状態を簡単にチェックする方法。 そしてビーコン練習。 先生がどこかに埋めたビーコンを探し当てるのを数回行う。 その後Bコースの救助訓練の様子を見学し終了。 初日はすごくいい天気の中訓練、翌日は荒れて雪山の厳しさも知る事が出来本当にいい経験になった。 今後の雪山山行に生かしていけたらと思う。 最後に… ファイル 2015-03-02 9 13 41 ゲレンデでのわたし達のアウェイ感ハンパない… 記:後藤 追記  茂津目です。 Aコースは初め受講生9名と、指導員4名で行動していましたが 30分程してから、初級と中級で分かれる事になり、私は初級、後藤さん、牧さん、山形さんは 中級へ移動しました。 初級として初日は、地図とコンパスを合わせ、現在地を確認しながら進む。 雪庇が出来やすい風向きや地形を教わる CIMG1002.jpg 同じ道を往復する際、悪天候でトレースが消えると曲がらないといけない場所に気づかず通りすぎて 遭難する危険がある。 間違えやすいポイントに赤旗を立て、正しい道を示す赤旗を もう一本立てる。 map.png 雪の上の歩き方や、ピッケルを使った滑落停止の練習。 急な斜面を滑り台のようにしてすべり、ピッケルを刺して止まるのだが 練習でも相当怖かったし、すぐにスピードが乗るのが体験できた。 滑落したらすぐ止めなきゃだめ、最初に止める!と何度も何度も 繰り返し言われました。実際の山行では、重たいザックを背負ってに なり、もっとすぐにスピードが増すので、体が自然に動作出来るように 繰り返しの練習が必要性を強く感じました。 頭から滑る練習は怖すぎて出来ませんでした。 アイゼンを使ったトラバース歩行、自分の体がすっぽり入る穴を掘って ツエルトを被るビバーク体験。すごく静かで暖かかった。 穴の中に入れば生きた心地になり、冷静になれそうだなとおもいました。 CIMG1005.jpg 中級チームと遠くに噴煙をあげる御嶽山 今夜のねぐら  豊川山岳会のテントは手前の緑と赤。 赤テントの男性チームは雪洞で寝たので荷物置き場になりました(・・;) CIMG1008.jpg 2日目 6時起床 外の天候が悪かったので、中止かなぁ?と話していましたが、予定通り実行 弱層テストを全員で学んだあと、各班に分かれて ビーコン・ゾンデ棒を使った捜索方法。 ビーコンを初めて使用しましたが、この使い方は実際に習わないと 説明書を見ただけでは難しいと思いました。 ビーコンを付けていても、雪崩や滑落等で救出され助かる確率は3%くらいだけど 付けていないと、もしもの場合も見つからずに、時が経たないと 返してあげられないから、冬山へ入る時は必ず着けるようにしてください。 と木田講師 もし、風が強く吹雪いていて、体調が悪くなって動けない人が出たら? ツエルトをみんなで一緒に被る体験もしました。 ザックを端に置いて、足で舞っていかないように押さえてから さぁどうしようか?とりあえずこの体制に持って行ってから話しあう これが出来ずに、遭難するケースが多い。外は風が強く吹雪いており ツエルトの中は暖かいし、風の恐怖がないのがわかった。 ツエルトはあまり使わないからと小さな袋にきゅっと入れてザックの 下の方にしまいがちだが、実際にツエルトを使う時は緊急を要しているので 背面などに入れ、さっと取り出せるようにしないいけない。もたもたしていると どんどん体力を奪われる。 天候が違う環境で2日間、たくさん学ばせて頂きました。 実際に色々な体験することで、想像とは違う厳しい部分も 体感しました。山に慣れずにこれからも勉強させて頂きながら 山を楽しんでいきたいなと思いました。 みなさん二日間お疲れ様でした~! CIMG1000.jpg 記 茂津目

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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