【愛知県民登山教室(猿投山) 】2015.9.26(河合)
【年月日】2015年9月26日
【メンバー】河合、岳連(5名)、県民(14名)
9月26日
猿投山駐車場に8時集合、岳連の担当打ち合わせを行った。今回の読図は、主任講師(北村さん)副主任講師(河合)である。
その後、岩瀬さんのストレッチで準備運動を行い、9時から読図の講習が始まった。
いつもながら、北村さんの話術は冴えわたり、初心者の参加者の「へぇー」という声が聞こえる。前半戦のアスファルト道は、大きな沢、尾根を中心に地図を見るというよりは、現地の地形を確認した。
いつも思うのだが、初心者の方は、大体の方が分かったと頷くが、何処まで分かっているのか分からない。私の中で「どうすれば、参加者の方が地図と地形が一致するのか」と思いながら講師を引き受けている。
山道に入るところで、少し休憩を行う。地図読みは疲れるとやる気も失うので、適度な休憩が必要だ。
ここからは、尾根、沢、道の曲り、等高線の広い・狭い等の地図上の表現が現地の地形ではどうなっているのかを中心に説明していく。それにしても、北村トークは本日も冴えわたる。久しぶりにご一緒したが、関心してしまう。
途中で地図の道と実際の道が違っていた部分があり、他の地図でも時々あるので、国土地理院の地図が100%正しいとは限らないことを説明する。
猿投山は、距離はそんなにないものの、地図を見ながらゆっくり進むと時間の経過が早い。予定では、昼前に山頂であったが、12時半を回っていた。
ご飯を食べ、記念撮影を行い、同じ道を下る。
登りでの道迷いよりも、下りの方が道迷いしやすいので、尾根の分岐では道迷いの事例を挙げながら下山した。参加者には読図が出来るだけではなく、道迷いのリスクや注意点なども伝えていきたいと思っている。
下りは、ポイントの地点で時間を費やしたが、その他はさっさと下った。駐車場へ着いたときは3時を回っていたので、整理体操を行い講習会は終了した。
今回、思ったことは、
①コースはもう少し短い方がよかった。
②コンパスの使い方をやってから山を歩けばよかった。
③下りの尾根分岐で道迷いの説明はやってよかった。
である。次回の参考にしたい。
追記、久しぶりに、愛知国体の監督であった、北村師匠と岩瀬師匠とご一緒できてうれしかったし、やっぱ師匠は健在だと思った。