アトラクション満載の鈴鹿・流れ谷

【鈴鹿・朝明川流れ谷】2016.6.19(高橋ひ)
【年月日】2016年6月19日
【メンバー】高橋ひ、小野、後藤か、塩川

朝明川流れ谷はグズグズガレガレとの噂を聞いていたが…。直登可能な滝がいっぱい、しかも岩はしっかりしている。結構楽しめました。

雨の中四日市ICより朝明渓谷を目指す。私はどうせ朝から雨だろうとあきらめていたがどうやら他の3人は午前中はいいだろうと思っていたらしい。街中の天気予報じゃ山の天気は解るまい。流れ橋のバス停近くの駐車スペースに車を停める。
地形図に描かれた林道を探す。入口は思いのほか小さい。入口に看板みたいなのが付いているので私有地の入口っぽく感じるが実は林道入口であるので注意が必要。地形図390m上の堰堤を越えたところで林道は終点となる。この先に堰堤は2つ。左岸から簡単に巻ける。

堰堤を越えいよいよ遡行開始。小滝が多く快適に高度を上げる。
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正面にスダレ状滝を掛ける580m2俣は右岸が崩落している右へ。この先ついに噂通りのガレガレゾーン突入か!?ちなみに出合の滝でかよちゃんが落ちてた。ちょっと焦ったな。

DSCF2960↑後ろからたいちょーに水を掛けるかよちゃん。この後バチが…。

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ガレガレゾーン突入と思いきやイキナリの3連瀑。

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下の2つは直登出来るが一番上はどうしようもない。右岸のルンゼを登り小尾根を乗っ越す。ここは面倒でも大きく巻いた方が安全だ。
その後も3条滝、小さいながらも登り応えのある滝が続く。

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たいちょーシャワーで
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塩川もシャワーで続く。
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かよちゃんもシャワーで…。
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って、いつまでシャワーを浴びる気ですか?たまらず高橋ヘルプ。下に潜り込み左足を支える。
後で聞いた話だがこの時右足がはまってなかなか抜けなかったらしい。

で、写真ボケボケだが再び3条滝。
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今日はずーっと最後尾を歩いていた高橋がするするとトップに出て真ん中から取り付き右に移りシャワーで抜ける。たいちょー、塩川も続く。
かよちゃんがラストになったのでちょっと不安を感じたら不安的中。途中で力尽き再び落ちる。最後はバランスを崩し仰向けに。亀のようにひっくり返り、笑いごとじゃないが思わず大爆笑。
結局お助け紐で一番左のどスラブをマグロ1本釣り。どスラブだったので引き上げ易かった。

その後も快適に小滝群を登る。

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詰めは800mで本流を離れ右へ。小尾根を挟んで2本小沢が並走している。右の方が見た目水量が多いが明らかに左の方が谷が大きい。伏流になっているので解りにくいがこちらを登る。最後は傾斜も増しグズグズで滑り易くなる。分岐は何度もあるが大きな谷を選択すれば藪漕ぎなく稜線へ出られる。
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稜線から登山道で釈迦ヶ岳最高点及び三角点へ。最高点に戻り庵座谷道へ。上部は急なので注意が必要。庵座大滝はもの凄い迫力。
DSCF3004↑庵座大滝とその前衛滝

ヤマビルにギャーギャー言いながら朝明渓谷へ出る。朝明渓谷からは車道を歩き土砂降りの中流れ橋へ。着替えを済ませ帰路につく。あれだけ雨に打たれたにも関わらずたいちょーはソフトクリームを食べていた。タフだね。

<こーすたいむ>流れ橋9:10~堰堤上9:25~580m2俣10:00~稜線12:30~釈迦ヶ岳最高点13:00~三角点~最高点~庵座谷登山道~朝明渓谷~15:05流れ橋

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