シーズン初めの沢登りは中アの小黒川

【小黒川沢登り】23.6.17(白井良岳)
【2023年6月17日~18日】
【メンバー】L.白井、安井

今年は早々5月の終わりごろに梅雨入りがきまり、気持ちもドンよりとしてましたが、週末がよそ以上に天気が良さそうなので、安井君とシーズン初めの沢登りとして、
初心者でも楽しめそうな中央アルプスの小黒川へ沢登りに行きました。
小黒川へはずっと前にツバメ沢へアイスクライミングに行ったり、千畳敷の雪上訓練が悪天でこちらへ転身して桂小場からちりめん坂を登ったりと、冬期に来たことありました。
今回は焚火キャンプもしたかったので、17日のお昼過ぎに新城市を出発し、登山口近くの川沿いでテントを張って焚火キャンプも楽しんできました。
キャンプ地は登山口より10分ほど歩いた川沿いにしました。
天気も良かったので雨の心配もいらず、焚火を楽しみ20時半頃就寝。

18日(日) 泊地4:00起床—5:10頃出発—5:50信大演習林小屋—7:10二の沢出合—8:50—上部二股—稜線10時半頃—西駒山荘11時頃—大休憩後11:30時ごろ下山開始—お大樽小屋12:50—14:30登山口駐車場

相変わらずテント泊はよく眠れます。
4時起床、すでに外は薄明るくなってきてます。
朝食のカップ蕎麦を食べて出発。
舗装された林道を歩いて行くとすぐに終点となって河原へ降りる。
河原を歩いて行くとな堰堤出現。ここは梯子が付いた左岸堰堤を登る。その後に更に巨大な堰堤出現。ここもご丁寧に登りも下りも階段が付いていて労せず越える。
そのあとは左岸に渡り登山道を川沿いに行くと信大の演習林小屋がある。10分ほど歩くと登山道が尾根上にあがるので、登山道と別れそこから入渓する。
とにかくこの沢の前半は二の沢を越えてすぐに2段大滝があるが凡庸な沢が続く。
しかし、中央アルプスの大自然の中の沢なので景観は抜群で気分は悪くない。水も思たほど冷たく、あまり濡れないので段々暑くなってくるので、なるべく膝下ぐらいは濡らしながら歩いてちょうどいい。
適当にテンバとする


焚火サイコ~

大堰堤が見えてきた

大堰堤の前衛の堰堤 梯子が付いてます

立派な階段を降りる

作業小屋

沢に降りると単調なゴーロ―

二の沢より別れて最初にある蓮爆 ここは右側を巻

残置Fixロープを使って滝を巻く

大雨で多くの流木が引っ掛かっていて通り抜けるのに一苦労
中盤以降はゴルジュっぽくなったり、小滝が連続で現れたりして面白くなる。岩質も花崗岩なので渓相も明るく、フリクションもバッチグーだ。
後半も振り返ると伊那谷が見下ろせ、最高だ。遠くに八ヶ岳連峰も見える。
猿の群れにも遭遇。この時期になると猿も結構標高の高い所まで上がってきている。
夏鳥もキビタキ、コルリ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、ジュウイチなど夏鳥が囀っている。そう言えばウソも見れた。
稜線近くなると息が上がっていつもながらトレーニング不足感じる。

遠くに稜線が見えてきた

唯一沢沿いに雪渓が残っていました
大した藪漕ぎもなく登山道に合流。西駒山荘まですぐ近くだったので、西駒山荘まで行ってお昼休憩とする。
山荘で3組ほどの登山者に会った。西駒山荘はオープンしていなかったが、避難小屋の石室は窓から入れるようになっていた。
ちょっと霞んできたが西駒山荘で景色を味わい下山する。
一般道の胸突き八丁を下るが、確かにこれを登るのは大変そうだ。
大樽小屋でも休憩。小さな小屋だった。

西駒山荘から将棋頭ノ頭方面

西駒山荘前で

木曽駒ケ岳方面 左奥は檜尾岳か?

大樽小屋

 

ジムグリの幼蛇
ちりめん坂の降る途中でジムグリの幼蛇発見、ちっとも逃げないカワイイやつ。標高が下がるにつけ暑くなるが、登山口の駐車場付近は24度ほどであった。
シーズン初めで好天に恵まれ、幸先のいいスタートが切れた沢登りでした。

この記事を書いた人

クライミング全般大好きです。
仲間と楽しいクライミングを重ねて行きたいです。
一応現在チーフリーダーをやらせてもらっています。
愛犬、愛妻、愛娘と新城市で暮らしてますが、私が愛されているかは、解りません...

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