藪漕ぎ大変王滝川鈴ヶ沢東股~中股下降

【王滝川鈴ヶ沢東股】23.8.12 (白井良岳)
【2023年8月7日~8日】
【メンバー】L.白井、河合、遠山、武野

台風7号が東海地方を通過しそうなので前夜泊日帰りで、御嶽山麓の王滝川鈴ヶ沢東股をチョイス。
河合さん宅に集合すると、比嘉君が新潟県の海谷不動の沢で飛び降り骨折し、ヘリ搬送で病院へ搬送されたとこ事。
マジかーって思い、しかしながら全員、生きて降りれたみたいなので一安心。
じゃあ自分達の救助出動は無いだろうと新城市を出発。
武野君と合流して大桑村スポーツ公園へ。
21時過ぎに到着し駐車場横の東屋をお借りして宴会開始。遠山さんも後から合流し盛り上がる。

8日
大桑村スポーツ公園6時ごろ出発—東股ゲート出発7:10—入渓8:10—大滝8:25—出口のない釜10:20—11:30枝沢—12:40小三笠山北川付近で記念撮影
—中俣下降—林道脱溪15:15—入渓地点15:40—-ゲート前16:30

5時に起床し朝食を済ませ出発。珍しく河合さんがまだお酒が残っているみたいなので、遠山さんが運転して現地へ向かう。
どうやら河合さんは2週間ほどお酒を断っていたらしく、酒飲みトレーニング不足で珍しく深酒となった模様。
やはり毎日のトレーニングは大事ですね!自分は毎日欠かさず飲んでます!
ゲートから50分ほどで入渓地点の橋へ到着。天気も良く水量も平水と言った感じ。
活火山の沢なので渓相がちょっと変わっている感じ。15m大滝までは魚影も見られた。
15m大滝は右岸の小沢を詰めあがり巻いた。ここで30分ほど巻に時間がかかる。
その後も綺麗な滝をいくつか越えてゆく。
水が澄んでいてどの滝も綺麗である。基本巻は右側から巻くことが多かった。
出発ゲート前で。妙にテンションが高い河合さん

15m大滝手前で

滝横を登る武野

続いて登る

水が澄んで綺麗

泳ぎます

ここで遠山さんは一度滑り落ち、天然のウォータースライダー一人だけ楽しむ羽目に

途中水中で繋がっている不思議な釜がある。これは一度見てみたかった。惜しむらく水中眼鏡を持って来ていなかったので潜ってどんな風に繋がっているか見れなかった。
今考えてみれば潜って写真をとれば確認できたかもしれませんね。次回行くことがれば水中眼鏡を持って行こう。
入口の無い釜

上流から観た感じ

泳いで取り付きます

ここも落ちてもスライダーが楽しめる?

枝沢を詰めると溶岩地形

御嶽をバックに記念撮影。これより藪漕ぎ地獄始まります。

クマザサ藪漕ぎ

中股の降り。一度滝を懸垂で下ります。

2~3回釜も泳いで登る滝もあり楽しめる。水温もめちゃくちゃ冷たくは無く天気もいいので震える事は無かった。
お昼近くなり小三笠山の北へ詰めあがる枝沢を上がり、下山する中股の沢を目指す。
上部も溶岩地形となっている。詰めあがったところで御嶽山が見えるが頂上は雲がかかっていた。
GPSと河合さんの読図で藪漕ぎ地獄を進む。
小三笠山から西へ伸びる尾根を越えた後がクマザサ地獄であった。先頭の河合さんが重機のごとくクマザサをかき分けて進んでくるれるので、大分助けられました。
その後も低木地獄の藪漕ぎをしながら下ると何とか中股の支流らしき小沢に出てほっとする。
皆汗だくでほんとうんざりした様子。
その後は快適に中俣を下り、堰堤を二つほど越えると林道に出ました。

帰りに夕食に寄ったラーメン屋さんがまさかのエアコンの故障。ちょっと迷いましたが汗をかきながら暑い美味しいラーメンを皆で食べて帰宅しました。

(おまけ:泳いで壁をよじ登るの巻)動画です。
-記・白井-

【追伸】(河合)
昨年行った沢登りが楽しく、今年も沢登りを味わう。日帰りの沢と言いつつ、核心は稜線に上がり読図をしながら背丈ほどの強烈なクマザサを進むところか?
クマザサを進むのに何度も心が折れそうになり、時折、「ガバッー」と片足が落とし穴に落ち込む。また、薄いタイツでは脛がヒリヒリとなりこちらも涙!
遠山さんのアップルウオッチで現在位置を確認してもらい、手元にある地図とコンパスで方向を示し進む。ガチな読図体験。地図とコンパスがあって進んでいるのでやる気も湧いてくるが、読図ができないと不安な場所であった。
下りは、「中股」に下山し途中の林道で私たちは帰ってきたが、他のブログでは伝上川へ下っている記事もあった。こちらは、懸垂下降も多く距離も長く時間がかかるようで日帰りでは体力勝負になりそうだ。
今回の沢は、初心者も登っているブログを見たことがあるが、体力も必要な沢なので経験、読図技術、体力が必要な沢であった。

この記事を書いた人

クライミング全般大好きです。
仲間と楽しいクライミングを重ねて行きたいです。
一応現在チーフリーダーをやらせてもらっています。
愛犬、愛妻、愛娘と新城市で暮らしてますが、私が愛されているかは、解りません...

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