◆憧れのジャンダルムへ◆

【西穂~奥穂 縦走】17.9.10(古賀)
【2017年9月8~10日】
【メンバー】L.河合、遠山、古賀

遠山、古賀 :”憧れと目標”山行
河合リーダー:”20年前を振り返る”山行

入会の浅いメンバー遠山、古賀の憧れであり目標だった“ジャンダルム行き”を
ベテラン役員(河合さん)にサポートして頂きながらの山行を計画

<9月8日(金)>
7:00 音羽Gセンター
11:00 新穂高 鍋平駐車場 少し歩くが無料なのが嬉しい

11:15 新穂高ロープウェイ しらかば平駅にて昼食 カツが美味しかった!
12:15 ロープウェイ乗車

12:30 西穂山荘に向けて登山開始
この日は山小屋泊のためゆっくりのんびり進む
13:35 西穂山荘着

・ガスで眺望無し

・山荘前で記念撮影

・1人1枚の布団があてがわれ一休み めちゃめちゃ快適!
・これなら山小屋泊もたまにはいいなぁと皆一言
※翌日の山荘の恐怖をこの時はメンバーは知る由もない

・夕食はハンバーグ 山でこんな食事が出るとはビックリ!
・美味しく頂きました
・残念ながらガスで星空は見られませんでした

<9月9日(土)>
3:30 起床、朝食、身支度
3:50 西穂山荘を出発

・途中からガスが抜け、満点の星空を眺めながらの登山

5:00 独標着 ・日の出前の山々の美しさに感動!

・ピラミッドピーク

 ・ご来光
※朝陽と月のコラボが美しい

6:00 西穂高岳ピーク

・いざ間ノ岳へ


8:15 天狗岳ピーク

・振り返ると辿ってきた頂きが連なっている

・北側にも美しい山々

・天狗のコルを慎重に降りる

・ジャーン! ジャンが目の前に現れる
・もうひと頑張り
・バッグをデポし、空身でピークに向かう

10:30 ジャンダルム登頂

・やっと天使に会えました 感無量!
・最も危険な馬の背で河合リーダーにロープを出してもらい、無事通過!
※ロープで繋がっている安心感 恐怖は微塵も感じられませんでした

・ロバの耳を降る

・振り返るとジャンが猛々しくそびえています

11:50 奥穂高岳ピーク

・満面の笑み
・前回登頂時は疲労とガスの思い出しかない
・ここでゆっくりランチタイム コーヒーが美味しかったぁ

・穂高山荘へ

13:00 穂高山荘着 ・登山客がいっぱい

・山荘内の廊下には沢山のザックが休んでいました

・宿泊者にあてがわれた寝具は2人で1セット!!
・8人部屋に16人 一人当たり50㎝程のスペースしかない 寝られるのか?
・食事は60人座れる食堂が6回に分けられ、6回目の方は夜8時過ぎになるとか
我々は6時過ぎに食事にありつけましたが、想像を絶する混雑ぶりでした
・テントが恋しぃ 山小屋泊せずに下山しても良かったかもと反省!

<9月10日(日)>
4:00 起床、朝食、身支度
5:30 穂高山荘を出発

・白だしのコルルートで下山
・途中ビーサン履き!!のトレラン若者とすれ違う

9:00 新穂高ロープウェイ
9:20 しらかば平駅まで登り返し
9:40 しらかば平駅着
10:20 鍋平駐車場着 温泉入浴 昼食後帰路へ
15:10 音羽Gセンター着

◆筆者の感想

登山経験の浅いメンバー2人は憧れ、ベテランメンバーは20年前を思い出す山行と
なりました。
初日の天気はガスでイマイチでしたが、核心の中日は”晴天、無風、無ガス”と絶好の
天候に恵まれ最高の眺望でした。

独標を超えてからの連続する岩場に緊張の連続で、事前に指導&トレーニングさせて
頂いた三点支持等の技術が大いに役立ち、不安なくクリア出来たのは指導して頂いた
会の先輩たちのおかげです。

実際の現場でロープ出しして頂きましたが、いかにスムーズで躊躇なく出来るかが
重要なポイントで、もたつきが他の登山者に迷惑をかける事になり繰り返しの訓練が
重要だと思い知らされました。

登山に重要な休息が混雑する山小屋泊では取れない事が分かりました。混んでなければ
天国ですが、混んでる山小屋泊はある意味苦痛でしかない事も体験出来ました。
混雑が予想される日程ではテント泊をまず検討し、山小屋は避難場所と考える様にします。

思い起こせば一昨年の10月31日に会社の同僚に誘われ独標に立ち、その感動から登山を
始めるきっかけになった場所に戻り、4センチの積雪があったとはいえピラミッドPまでの
ルートが見た目の怖さから進めなかった自分が2年足らずでこのルートを踏破したことに
感動しています。

指導して頂いた会の先輩方、又、山行に連れて行って頂いた会のメンバー及び関係者に
感謝申し上げます。

 

 

 

この記事を書いた人

普段は寡黙だが山に入ると口数が増える
歩荷は進んで手を上げるが食当は苦手
動物は大好きだが植物は・・・

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