白馬―唐松岳(花と大雪渓と不帰嶮)

【白馬ー唐松岳】21.7.17(遠山)
【2021年7月日17~18日】
【メンバー】浅田、河合、遠山

浅田さん提案で白馬―唐松岳縦走に河合さんと自分が加わり3名で縦走してきました。
猿倉から大雪渓を超えて天狗の大下りと不帰キレットと不帰嶮(かえらずのけん)を通り唐松岳まで縦走するルートです。

ー 山行データ ー
(1日目)
山行時間   :10時間
山行距離   :10.7km
累積標高(+):2,073m
累積標高(ー):      565m
(2日目)
山行時間   :8時間20分
山行距離   : 9.8km
累積標高(+):      650m
累積標高(ー):1,538m

今回の山行テーマは3つ
①花、②白馬大雪渓、③不帰嶮

16日(金)20:00市役所集合。
20:30河合邸に合流して0:30八方尾根駐車場に到着。
翌日4時に起床、快晴です。

駐車場から猿倉までタクシーでの移動を計画。
駐車場にいたタクシーに声を掛けるも朝の時間帯は既に予約で一杯との事。
1時間以上待ち時間が発生するので計画を変更して猿倉駐車場まで車で移動。
すぐに満車になると聞いていましたが何とか猿倉に駐車出来ました。
八方尾根から猿倉にタクシー移動される場合は予約をオススメします。

身支度を整えて猿倉山荘で登山届を提出。
登山者で賑わっています。

ここから林道を歩き大雪渓まで歩行を開始、空は雲1つ無い快晴です。

1時間ほど林道を歩くと白馬大雪渓が見えて来ました。

浅田さんと自分は軽アイゼンを装着、河合さんはツボ足です。雪渓の状態はツボ足でも登れますが軽アイゼンが有った方が滑らずに楽に登ることが出来ます。
大雪渓の左上から時々ガラガラと崩れ落ちる小石に気をつけながら雪渓を歩いていきます。

後ろを振り返ると雪渓上には登山者の列が繋がっており、かなりの数の登山者がいることがわかります。やはり白馬大雪渓は人気コースです。

小雪渓を超えたあたりから高山植物の花が出てきました。
浅田さんと河合さんは花の名前を言ってますが自分にはさっぱり判りません。


階段状の歩道を歩いて荷揚げヘリコプターが何度も行き来きをしている白馬岳頂上宿舎に到着、ここで全員カレーライスで腹ごしらえ。
食事を終えてピークハントには興味なしとの意見で一致している浅田さんと河合さんに従い、白馬岳山頂はパス、杓子岳を目指します。

稜線上の花を眺めながら杓子岳を目指します。
快晴の中、景色はいいのですが風もほとんど無く暑い!

杓子岳も当然ピークハントに興味のないお二人はパスを選択。
その後の白馬鑓ヶ岳もピークまでわずか標高20mほどの所を通りますがパス。
ここまでピークハントに興味が無いのもスゴイ。

白馬鑓ヶ岳から40分ほど歩き小さな雪渓をトラバースして天狗山荘に15時40分に到着。 テント設営後は外で夕焼けを眺めながらビールで乾杯、食事を終えて暗くなってきたので18時にテントに入り、朝3時にタイマーセット。

翌朝、3時に起床、身支度を整えて4時20分出発。
暫くするとキレイな朝焼けが見えてきました。


天狗の頭を超えて天狗の大下りへ到着、ここから標高250mほどザレた足場の悪い場所を不帰キレットのコルまで下りⅠ峰を超えて、目の前に核心部でもあるⅡ峰北方が見えてきました。

Ⅱ峰の岩場を3点支持で登ります。
足元はしっかりしていますので高度感はそれほど有りません。


岩場を左手から回り込むようにして裏側に出ると唐松岳が見えてきました。
ここから岩場を少し登りあげるとⅡ峰北峰となります。

Ⅱ峰北峰からは危険箇所も無くⅡ峰南方を通り唐松岳へと歩きます。
ここから1時間ほどで唐松岳山頂に登頂。
後方には来週、浅田さんや河合さん達が登る劔岳が見えています。

山頂からリフト乗り場まで約2時間40分、長い下りが始まります。
登山者で混み合う長い下りを歩いてリフトを乗り継いで八方尾根駐車場に到着しました。


今回の山行テーマでもある①花、②白馬大雪渓、③不帰嶮の目的を達成。
長時間歩行ではありましたが天候にも恵まれて不帰嶮も通ることが出来ました。
次は扇沢まで繋げたいと思います。

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