【沢登り 奥三河 豊川水系 海老川 鍵掛沢】18.6.10(記:中川)
【2018年6月10日】
【メンバー】高橋さん(L)、内田さん(簡単だっ!担当)、遠山さん、古賀さん、中川
【天気】曇り時々雨
【行程】(時計を忘れてしまったので時間はおおよそ)
08:30 鍵掛沢入渓口駐車場着・高橋リーダーによる初心者講習
09:15 入渓(地図は記事の終盤に有り)
14:00 遡行終了
14:30 駐車場着
会の新人歓迎会明けの日曜日に高橋リーダーによる「初心者の為の沢登り体験企画」に参加させて頂きました。
まずは、ハーネスなどの装備を身に着けます。リーダーから「合羽を着て」と指示がありました。きっと寒いのでしょう。
今日は先日の季節外れの暑さから一転して今にも降り出しそうな空模様。
寒さに弱い私は「晴れは望みません。風だけは吹かないで下さい」と道端にある石に向かって手を合わせました。(道端の石って・・・効果あるのか?)
準備が整うと初心者講習です。いくつか注意点がありましたが、一つだけ紹介しますと
「泳ぐときに頭がザックに当たってしまうと呼吸が出来ないのでトップが長いザックはNG」。沢用のザック選びの重要ポイントですね。
【リーダーによる初心者講習 ↓】
いよいよ入渓!の前に一つ目の滝を道路から眺め、リーダーから「10年前と渓相が変わってきている」旨の説明がありました。
自然の力、特に水の力は凄いんだなと思いました。
と同時にネットなどで沢情報を得る時は遡行年月日をチェックするのも大事だなと思いました。
【入渓ポイント ↓】
そしていよいよ入渓です。左岸の小さな滝をリーダーはスルスルっと登っていきます。
続いて簡単だっ!の内田さんもスルスルっと登っていきます。
残された私達もスルスルっのつもりがヌルヌルっと・・・登れる気がしません(笑)、
ってことで高橋リーダーの肩に乗せて頂きリフトアップです。リーダーありがとうございました。
【F1をスルスルっと登るリーダー ↓】
【F1でヌメヌメと戯れる古賀先輩 ↓】
【F1でリーダーの肩に乗りリフトアップしてもらっている中川 ↓】
一つ目の滝(F1)を過ぎるとすぐにF2が現れます。
リーダーは滝が現れるたびにルートファインディングの為に足を止めてルートを見定めます。
沢登り初心者の私には巻道以外見えませんが(笑)
緊張と興奮でいくつ滝があったのか、何という名前の滝なのかなど、ほぼ頭に残っていません(リーダーすみません)。
はっきりと覚えているのは楽しかったという事だけです(笑)
【股関節が硬くて足が上がらない・・・ と言いつつも次々と登って行く古賀先輩 ↓】
【余裕の笑顔! ↓】
【スイムからの滝登りをする遠山先輩 ↓】
【水流に頭を突っ込み息が出来ない中川 ↓】
【長い大滝をリードするリーダー↓】
【大滝を登る遠山先輩 ↓】
【大滝の核心を登る遠山先輩↓】
【リズミカルな足取りのメンバー ↓】
【簡単だっ! ↓】
【簡単だっ! ↓】
【簡単だっ! ↓】
【大滝の後もフィクスロープを張って頂き安全を確保して登ります。 ↓】
【本日最後の滝「大島ノ滝」を正面から登ろうとしますが、 この日は滝の状態が悪く正面直登は諦めます。 ↓】
【大島ノ滝 左岸のクラックを使って登ります。 ↓】
【簡単だっ! ↓】
【地図 ↓】:下山は林道(舗装車道)
【ログデータ ↓】
沢登りにはにクライミングの技術が必要と感じました。最後の大島ノ滝ではクラックにハンドジャムを使って登りました。先輩達に岩場で教えて頂いた技術が役に立ちました。先輩達に感謝です。
時折雨が降りましたが、そもそもズブ濡れなので降雨は気になりませんでした。緊張していたせいか水もそれほど冷たく感じませんでした。
駐車場に着き、風が吹かなかったことに感謝。と入渓前に手を合わせた道端の石に再度手を合わせました。(道端の石って凄いわ)
高橋リーダー、簡単だっ!の内田さん、ありがとうございました。
このような企画を立てて実施して頂ける豊川山岳会ってやっぱりイイ会ですね。
備忘録
・ザック背面のクッションとなるスポンジ部分は保水力のあるものは重たくなってしまい使えない。水抜けの良いものを選ぶべし。(ショルダーや腰ベルト部分のスポンジも同様)
・ザックごと入る大き目のビニール袋を用意すべし。帰りの車に乗せる時に役に立つ。(車を出すときは大きいビニール袋を複数枚準備すると良いと思う)
・沢で使う合羽は擦れたり破れたりするので古い・安いで十分。さらに合羽のポケットには水抜き穴をあけるべし。(ザックの下部にも水抜き穴があると良いとかも)
・濡れた物と乾いた物を分けてパッキングする為のビニール袋を複数枚用意すべし。
・カラビナは安全環付を用意すべし。
・確保器(ATC、エイト環)は自分の使えるものを使うべし。
・沢で使ったものはすべて洗濯すべし。さもなくばニオイが大変なことになるらしい。
・濡れたロープは重く、確保するのが大変そうだった。危険な場所ではロープを出して頂いたが、一人ずつ確保して登ると時間が掛かる。パーティーに迷惑を掛けないように巻道を選択するのも技術のひとつと心得るべし。