【新潟県・北ノ又川と米子沢】2025.8.14 白井 良岳
【2025年8月14~15日】
【メンバー】L.白井、中田、武野
今年の盆休みは前半がずっと天気が悪く、予定を後ろに移動して北ノ又川へ沢登りに出かけた。
13日の昼過ぎに出発し新潟県の奥只見湖を目指す。
シルバーラインの長いトンネルを抜けて銀山平の荒沢岳登山口駐車場に車を止める。
下山は荒沢岳を越えて下ってくる予定なので、ここへ車を置いて出発します。
駐車場には新しい綺麗なトイレがあっていい感じです。
テントを張って就寝。
14日 荒沢岳登山口駐車場6:00出発—入渓6:40—8:00箱渕—箱渕上流より撤退開始9:50—駐車場12:00
早朝4時半に目が覚める。隣の車は4時ごろからゴソゴソしだしてた。たぶん荒沢岳経由で越後駒ケ岳へ向かうのだろう。
準備をして出発。
天気もいいし気持ちがいい。入渓する場所までは、白銀の湯の向こうで2キロ弱ある。歩いているとだんだん暑くなる。
白銀の湯の周りには綺麗なコテージ幾つもあり良さそうな所だ。
調べてみると「10 stories hotel Oze 尾瀬十帖」という施設だそうで、一泊二日2名で5~6万円するみたいだ。高いな~うちらはそこら辺の芝生にテント張らせてもらえれば十分だ。
宿泊代が高いせいか、宿泊客はあまりいなさそうだ。
白銀の湯の施設をすぎるとメジロアブの襲撃の開始が始まった。
数年前にも経験してるが、一人に50匹ぐらいアブにあかられると最初はパニックになりかけます。
適当にいなしなが坪倉川へ入渓し、100mほど下ると本流の北ノ又川の河原へでる。
北ノ又川には行ってもアブは付きまとってきます。
初めて来るので水位量は少なくは無さそうだが、心配するほど多くは感じませんでした。
そこからは広い河原をどんどん遡行します。
1時間ほど歩くと最初の難関箱渕に到着。
覗いてみると深そうな淵が奥の方まで続いています。
「ひろた」さんのブログだと右岸を小さく巻いたとあるので、ちょっと巻き道をさがすもイマイチ。
覚悟を決めて泳いで突破することに。
いつもどおり中田選手が切り込み。ロープを付けて突っ込むがクロールしても流れで戻されてしまう。
無理と言う事でまた、巻道を探すことにする。
なんとなくある藪漕ぎあとを手掛かりに急な藪を登って行く。小尾根まで登る。ここから苦労しながら懸垂下降2回で箱渕の抜け口までなんとか降りることが出来ました。
次の釜を持つ滝も左岸から巻いて超える。ここまで箱渕に着いてから2時間も経過していた。
周りをよく見ると平水の時より30㎝ほど水位が高いのが分かった。
周りの岩や苔の生え具合でわかりました。
この後もこの水量だと難儀するのが予想され、予備日を作っていなかったので敗退することに決める。
もしかしたら、行けるのではないかと、何度も後ろ髪をひかれ迷いましたが敗退としました。
自宅に帰り北ノ又川のyou tubeの動画を見つけたら、やはり今回は水量が多かったのを実感、しかし昨今you tubeを検索すれば何でも見れてしまう事の驚きです。

銀山平のコテージ集落を通って行く。

入渓して一時間ほどメジロアブを引き連れ河原歩きが続く

最初の難関、箱渕の突破をはかるも敗退

左岸を巻き突破するが時間かかりすぎました
帰りもメジロアブにたかられて車まで戻りました。
もったいないので、明日は米子沢へ沢登りへ行くことにし下山しました。
片づけをして温泉に入り、米子沢の入渓地点の近くの巻機山山麓キャンプ場へ向かう。
現地に到着すると、キャンプ場はいっぱいだから桜坂駐車場にテントを張っていいよと言われたのでそうさせてもらう。
こっちは別にキャンプ場にこだわらないので全然OK、しかも指定された一つ上段にある駐車場は貸し切り状態でした。
夜中外で宴会しているとランタンや、ヘッドライトの灯にハネアリの集団が多数飛来して大変でした。
8月15日 4時起床—5:50出発—6:45 2条5m滝—9:20上部100mナメ滝—10:30避難小屋—13:00駐車場着
早朝4時に起きるが、一般の巻機山へ登る登山者はもっと早く起きている人もいました。
明るくなり出発。
しばらく左岸の林道を歩き、最初の堰堤群やゴーローをカット。
それでも50分以上は大した滝も現れずひたすら沢を歩きます。
最初に5m2条の滝が現れやっと楽しくなってくる。
左から合流する枝沢と別れると連爆帯となる。ここは通常右岸を大きくまとめて巻くみたいだったが、我々は左岸の踏み跡に導かれ左岸から巻く。
巻が終わると、あとはひたすら3級上ほどのナメ滝やトイ状の滝などをフリーでガンガン登って行く。
初心者がいれば何回かはロープを出さなくてはいけないが今回の3人ならフリーで大丈夫でした。
でしたけど、自分は最後尾で前の二人に離されないように必死に登っていました。
途中いちど大きな雪渓の塊が沢の中に転がっていましたが結局雪渓を見たのはこれだけでした。
隣の割引沢には下から大きな雪渓があるのが見えていましたが。

最初は河原歩き

2条5mの滝

フリーで越えていきます




ここで大きく右へ屈折。上方正面の滝は支流

唯一残っていた雪渓

登ってくる武野

快適に登って行きます


後半気持ちのいいナメ滝が続く

源頭も綺麗な草原の中

避難小屋へ続くフィナーレ
後半は長い見事なナメがあり、ここが米子沢のハイライトですね。登っていてすごく気持ちが良かったです。
さいごは源流っぽくなり周りは草原で美しい風景。
標高が上がるにつれて日差しは暑いですが吹く風が涼しく心地よかった。
最後は藪漕ぎも無く草原を避難小屋まで歩き終了。
標高差1400mの沢登りを4時間半ほどで登り終えました。サクサク登れるだけあって逆に疲れます。
綺麗な避難小屋で休憩後井戸尾根を下りました。
武野君は急行列車で下山、膝の痛い中田君と自分は普通列車で下山。
暑い中下って駐車場の水場で水を被ってクールダウンする。武野君は30分以上前に降りていたらしく、昨晩飲みそびれたビールをの飲んで待っていたようです。

ニセ巻機山でパシャリ
米子沢は噂に違わずいい沢でした。思ったより滝が多く序盤は巻き、中盤は滝登り、後半は絶景のナメ滝登りと変化があり楽しい沢でした。