【奥三河・鍵掛沢】2016.4.16(高橋ひ)
【年月日】2016年4月16日
【メンバー】高橋ひ、山形
春の陽気に誘われてGWに屋久島に沢登りに行く山形君と過去に何度も登っている鍵掛沢に行ってきた。
久しぶりに登ったけど、ここ結構面白いわ。
豊川市役所7時集合。川売集落を抜け棚山林道へ。車は棚山橋手前の路肩に停める。4,5台は駐車可能。
8:10棚山橋より入渓。最近雨降りが多かった性か水量は多め。
のっけから難所。
釜を持つF1は被っており全く手が出ない。水流は3条に分かれており一番左岸よりの凹角状の小滝をシャワーで登る。
だが小滝を登った所で大岩に頭を押さえられる。大岩下の狭い隙間をザックをおろして這いずりトラバース。
【大岩の下を這いズル】
続いてF2は釜を持つ斜瀑。う~ん、泳ぐしかないか。ってことで意を決してスイミング。
【楽しいスイミング♪】
続いて凹角のスラブ状チョックストーン滝を登る。ステミング(突っ張り)で体を引き上げシャワーで乗っ越す。
ここもなかなか悪く
頑張ってここまでは来たが、遠いホールドを取るために手を伸ばしたら
頭が下がって水流に飲まれる。
この後流される。
2トライ目も苦労してたのでお助け紐で引き揚げる。
まだまだ修行が足りません。いっぱい滝に打たれる苦行を積んで下さい。
こういう所ってジムとかフリーのゲレンデではなかなか練習出来ないんでこれからどんどん沢に行って経験を積まないとね。
空中落下の与右門ノ滝15m大滝手前の滝は簡単に巻く。
階段状3段50mは水量が多いのでザイルを出そうかと思ったが結局ザイルは出さず。
まだそれ程暖かくないのでヌメリは少なかったがそれでもやっぱりヌメル。またしても2段目の滝の抜け口の凹角で苦労していたのでお助け紐を垂らす。
後はおのおの小滝を登り三河らしい赤けたナメ床を歩き棚山沢出合へ。ここら辺からは林道と平行に進む。
棚山沢出合を過ぎてもちょこちょこ小滝が続く。ただしステミングやチムニーが出来ないと登れない。
逆を言えばこれらの練習に程よいかと。
2段の大島ノ滝は左岸のガラガラのルンゼを登りバンドを伝って2段目の落ち口へ。流れを渡って右岸の簡単なリッジを登る。
ここで遡行終了とした。(10:30頃)
【大島ノ滝】
棚山橋までは林道歩きを40分程度。
短いながらもゲレンデでは味わえない事を経験出来るいい沢でした。
以上。