【鈴鹿・宇賀川砂山周辺の沢】2016.6.12(高橋ひ)
【年月日】2016年6月12日
【メンバー】高橋ひ、直里、岩井
鈴鹿宇賀渓砂山周辺の沢をハシゴしてきた。御所谷を遡行し、ソウスケ谷左俣を下降し、再び熊谷を遡行、そして宇賀川本流を下る。そんな予定だったのだが…。
宇賀渓有料駐車場に駐車し宇賀川の上流に向けて進む。コンクリート橋を渡り直ぐに宇賀川に降り立つ。河原状右岸より見事な滝を掛けて御所谷が出合う。
2段の滝となっており下段は簡単に登れるのだが上部が悪い。左岸の岩場から巻けそうだが今回は簡単にキャンプ場の遊歩道を利用して巻く。
滝上はしばらく堰堤が続くため遊歩道を終点まで利用する。終点より沢に降り小滝を越え最後の堰堤を巻く。堰堤では堆積した葉っぱや土砂を取り除く作業をしていた。釜で泳ぐ我々に見向きもせず黙々と作業していた。
さてここから御所谷の楽しい区間。さぁ泳げ泳げ。登れ登れ。
いつしか陰鬱なゴルジュとなりその奥には…。
やべぇよー。何処もかしこもボロボロなんですが。
ここが一番まともかねぇ。
はぁー。やっぱボロボロだわー。
まぁええわー。行くわー。
ほんと浮石だらけでした。千華ちゃんが大分崩しちゃったので現状は写真の状態とは大きく異なります。悪しからず。
ゲレンデのフリークライミングとは違うんだから…。やたらめったら引っ張ったらそりゃ剥がれるわ。
うって変わって滝上部はスラブゾーン。これはこれで楽しい。
石組の堰堤がそこかしこに出てきたので遡行終了。適当に稜線を目指して登る。
程なく砂山山頂につく。ガスガスで何も見えず。登山道をソウスケ谷左俣下降点を目指し進む。ここで失敗。登山道の長尾滝に下る沢沿いの道を目印にしていたのだが…。今はもうこの道は無くなっているようだ。完全に下降点を通り過ぎ登山道が小ピークを巻き北側に折れるところで軌道修正。なんとかソウスケ谷左俣に降りれたがかなりのアルバイトとなってしまった。
ソウスケ谷左俣はさほど大きな滝は無く簡単に下降出来る。ただし全体的に岩が脆いので懸垂下降も視野に入れておいた方が無難だ。
実はソウスケ谷下降点では少し現在地確認に不安があった。ガスガスで対岸の地形は全く見えない。しかも予定していた目印のコルを素通りしていた。登山道の方角が大きく変わったのに直ぐに気が付かなかった。
下りながら地形図と照合。下って行く方角はほぼ合っている。下っていくにつれ左側から水量の多い枝沢が合流する。多分間違ってないんだろうがなかなか確信が持てない。そして右俣と出合う。水量・方角から見て間違えなし。更に下流を見ると河原状ので本谷と出合う。ようやく確信が持てた。2俣からも2つ滝を下る。脆く滑り易いので注意が必要。
河原についてようやく今日初めて休憩♪って思ってたけど目の前にこれ↓
昼飯前でしょっ!!
直里さん、左岸トラバース。
高橋、右岸側を腰までつかりチョックストーンをジャミングで。
千華ちゃん、左岸トラバースからドボン。泳いで右岸チョックストーンをジャミング。
それぞれ楽しく抜けて休憩ポイント捜索。
あー、ここいいじゃんっ。
って…。何これ…。
ザック…。登山靴…。ストック…。ベルト…。骨…。…。
骨っ!?
って、これ絶対やばいやつだわ。
とりあえず身分証捜索。色々探ってようやくmanaca発見。名前の解るのはこれだけ。
途中だがここで遡行終了。
ゴルジュの中なので再びさっきの淵をトラバース。千華ちゃんのみ再びドボン。
何かと話題を提供してくれた千華ちゃんありがとう。楽しかったよ。
<こーすたいむ> 宇賀渓7:50~8:00御所谷~10:50砂山~11:50ソウスケ谷左俣~12:50熊谷(ソウスケ谷出合)~登山道~白竜神社~旧421~R421~宇賀渓駐車場14時頃