信濃川水系梓川 一の俣谷

信濃川水系梓川 一の俣谷
山行日8/14~16
メンバー 田中、高橋
8/14
6:20沢渡駐車場発。
上高地で朝食を食べ計画書を提出し出発。
若者が指導員に
「奥穂日帰りは無理だわ。焼岳にしときな。」
と言われてたのには笑えた。
昼頃一ノ俣谷出合着。
一般登山者が大勢いる前で沢靴に履き替え入渓。
ゴーロ帯水量も多く歩きにくい。
意外に時間が掛かる。
地形図にある2段ノ滝は釜を残して埋もれていた。
7段ノ滝着。
7段ノ滝①
最初の滝は右岸の壁を巻く。
途中残地ハーケンが1本あったが使用せず。
オールナチプロ。
空身で登って荷揚げしようとしたが
ザックが引っ掛って上がって来ない。
仕方がないのでロワーダウン&ユマーリング。
歩いて沢身に降りる。
続いて廊下状ツルツルの斜瀑帯。
突破は不可能なので左岸の草付きより簡単に巻く。
7段ノ滝②
続いて直瀑。
7段ノ滝③
直登は無理。
左岸のルンゼから昔の登山道に出て巻く。
登山道は岩壁に続くがルンゼより沢身に降りる。
いよいよ7段ノ滝最後の滝。
7段ノ滝④
荷揚げは無理なのでザックを背負ってのクライミング。
とりあえず激流に流されないように早めにナッツをきめる。
ツルツルの凹角をステミングで。
昔々登山道整備に使ったのであろう
鉄杭が打ってあるのでランニングをとる。
おまけにフォローのためにお助け紐を垂らしておく。
上がってみたはいいが岩は水に磨かれてツルツル。
まったく持って足場はなし。
仕方なしにA0でなんとか右上するクラックに手が届く。
念の為キャメ赤をきめる。
クラックは広く、フレアしておりジャム出来ない。
ありがたい事に途中チョックストーンがあり手掛かりとなる。
ここから次の鉄杭に届きランニングをとる。
あとは強引にクラックを手掛かりにしてパワー全開の手登り。
立ち木とキャメ黄とメトリウス3カムでビレイ点を作りビレイ。
セカンドの墜落にもびくともしなかったよ。
ここはトラバース気味だからフォローの方が難しいんだけどね。
もちろんトップで登れればの話だけど…。
7段ノ滝を越え少し進んで終了。
8/15
廊下状の沢をとりあえず進む。
左岸より支流の山田滝。
山田滝
左岸より支流の常念滝。
常念滝②
常念滝③
常念滝を越えるとようやく渓相は穏やかになる。
一ノ俣谷
二俣を右へ。
二俣
常念乗越へ詰め上がる。
昼を過ぎていたので本日中に横尾まで降りるのは無理そう。
常念乗越でテント。
8/16
3時起床、5時発。
常念を越え、蝶ヶ岳へ。
蝶槍までがキツイ。
横尾に降りるのをやめ、蝶ヶ岳から長壁尾根徳沢へ。
意外にキツクヘトヘトに。
徳沢でソフトクリーム(¥400)を食す。
16時過ぎようやく上高地へ。
奈川の渋川温泉につかり
恵那でうどんを食らう。
道が空いていたので23時豊川着。
お疲れ様でした。
帰ってからザックの重量を計ったら…。
20㌔もあったよ。
あと水とテントを背負っていたから23,4㌔くらいあったんだろうな。
そりゃ疲れるわ。
以上

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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