◆サギダル尾根から宝剣岳◆

【宝剣岳】19.12.10(古賀)
【2019年12月7日】
【メンバー】L古賀、山形、村上

初級 冬季バリエーションルート 昨年同ルートを計画したが
タイムオーバーのため極楽平経由で撤退したためのリベンジです。

<必要装備>
・ダブルロープ2本(メンバー3人)
・ヘルメット、ハーネス、スリング、カラビナ、ATC他 登攀装備
・アイゼン、バイル1本(今回が多い場合は2本必要)
・雪山テント泊 装備(日帰りなら不要)

<工程>
●1日目
6:00 豊川 8:15 菅の台 バス&LW 10:00 千畳敷駅
10:30 登山開始 13:30 サギダル頭 14:45 宝剣岳ピーク
15:15 宝剣山荘(幕営)
●2日目
6:00 起床 8:15 宝剣山荘 9:00 千畳敷駅 雪上訓練参加

<山行の感想>
昨年以上に今年は雪が少なく取付き迄踏み抜きながらのスタートと
なり、昨年より人数が少ないとはいえテント泊装備を担いだ登りに
不安を覚えました。

しかし今回は当会エースクライマー山形が持ち前のスキルで難所を
難なくクリアし、時間内にサギダル頭を越えられました。
3級程度だが昨年より手間取ったのは雪が少なかったからか?

宝剣岳迄の痩せ尾根も山形の直感と判断力とでロープを出すことなく
乗り越え予定時間内にピークハント出来ました。

宝剣山荘はこの時期まだ営業しておりテント場代の料金が必要です。
山荘内は暖房が利いており食料もビールも調達出来ます。

山荘南側にテントを設営しようとしたが地面が凍っており設営に
1時間以上かかってしまいました。

日曜日は天気が回復に向かう予報でしたので我が会唯一のカメラマン
村上が新調した一眼レフが星空でデビュー! 素晴らしい!!

翌日は9時に千畳敷駅にて雪上訓練の2名と合流し白井講師のもと
訓練に参加しました。

天候は曇りでしたが風も強くなく計画通りに行動出来た事、絶景を
見られたことに大満足な山行でした。
天気がいい日にまた来てみたいと思いました。

<12月7日(土)>
10:30 千畳敷駅からサギダル尾根取付きに向かう

・踏む抜きながらの登りは辛い


・お助けワイヤーなんかに目もくれない山形


13:30 サギダルの頭

・抜けきった達成感と広がる絶景!

・気の抜けないリッジを超えながら宝剣岳へ向かう

14:35 テラスに到着


・このテラスでの写真は有名
・高度感は半端ない!

14:45 宝剣岳ピーク

・厳冬期のこの景色は素晴らしい!

15:15 宝剣山荘
・凍り付いた雪を削り幕営場所を確保

★夜中 村上カメラマン撮影の星空ステージ★



<12月8日(日)>
8:15 宝剣山荘 出発
・翌日は朝から快晴

9:00 千畳敷駅 雪上訓練チームと合流
・昨日がこんな天気ならと・・・

筆者の独り言
●山男の部屋に間接照明は似合わない!
●厳冬期に3シーズンシュラフで寝られたら一流クライマーの証!

この記事を書いた人

普段は寡黙だが山に入ると口数が増える
歩荷は進んで手を上げるが食当は苦手
動物は大好きだが植物は・・・

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