【蝶ヶ岳~常念岳】20.8.29(二橋)
【2020年8月29~30日】
【メンバー】浅田、河合、遠山、鈴木(幸)、吉中、二橋
夏山の最後は、蝶ヶ岳~常念岳へ
・今年は悪天候続きの山行だったので、今日こそは北アルプスの展望を楽しみたい!!
・そして吹雪いて蝶ヶ岳で撤退した春山のリベンジをしたい!!(次回春山の下見(^^;)も)を目的に、6名で出発しました。
■8月28日(金)20:00豊川発 前泊
■8月29日(土) 6:00
三股駐車場に行くと既に第二駐車場まで満車、路肩にまで車が。
他の方の情報によると、昨晩の23時頃には第一駐車場は満車だった模様。こんなことは珍しいらしいです。テン場が心配になります。
いつも紳士な河合&遠山さんが、1kmほど下の駐車場まで
車を駐車しに行ってくださいました。ありがとうございます!!
そして、爽やか笑顔でカムバックすると
7:00休む間もなく登山開始
夏空特有の抜けるような青空。
稜線からみられる北アルプスの展望に期待が膨らみます。
10分ほど歩いた三股登山口で登山届を提出。
トイレと沢があります
そして登山道へ
そして、30分ほど歩いたところにある、沢で最初の休憩を。
水量は見ての通りですが、最初で最後の水場。
冷たくて美味しいお水でした。
そして、エネルギーを充電し出発
ポイントになってるゴジラみたいな木
石を詰めた人の想像力、遊び心すごいね。
9:30 まめうち平 通過
その後長い登山道を登り続けます。
登山道は階段など、道がよく整備されていました。
ヒュッテまであと1ピッチ
ようやく樹林帯を抜けましたが、すでに周りはガスだらけ。
12:30 蝶ヶ岳のテント場 到着
心配の通りすでに沢山のテントが。
山小屋で話した人が、テント数を数えたらしいが、この時点で150張(*_*;
テント数よりも、この方の根気に驚きましたが( ゚Д゚)!!
なんとかスペースを見つけて、テント設営。
売店で水を調達して、
北アルプスを眺めながら、ティータイム開始
お気づきでしょうか?
出発の時とは明らかに違う空の様子、
ガスがかかったりかかったり、晴れたり。
期待通りの晴天の下でのティータイムではなかったですが、
雲や空の色が刻々と変わる山の景色に、見入ってしまいました。
そして浅田さんに北アルプスのルートの説明をしてもらったり、
経験談を話してもらったり、
今まで登った山を振り返ったり、これから登りたい山を想像したり
とても貴重で充実した時間(*^-^*)
そして、お腹がすいたのでそのまま宴会スタート
お手製のふわふわ肉団子の入った鍋、
絶品です。
〆は雑炊
明日の3:00起床に備え、19:00就寝
■8月30日(日) 4:30 出発
出発の前に、昨日登頂してなかった山頂へ
あらためて、出発
東の空が少し赤らんできています。
稜線歩き、期待できそう。
だいぶ明るくなってきました。
まだガスが残っていますが、
雲の切れ間から穂高連峰が顔を出し始めます。
ご来光を待つ
朝日に照らされ赤く染まる蝶槍
ガスと雲、そして朝日が作り出す美しい朝のひと時。
刻々と変化する風景に目を奪われます。
5:30 蝶槍で記念撮影!!
ここから常念岳へはアップダウンを繰り返します。
登山道は樹林帯のため、常念岳は顔を隠してしまい、
自分との闘いが(笑)始まります。
ようやく常念岳が・・・
少しずつ近づいてきました
着々と山頂に。
あとワンピッチです
9:30 常念岳登頂!!
だいぶガスがでてきました。
しばしの休憩、最後の景色を楽しんだあと
前常念へ向けて出発。
徐々にガスが増え風が強くなってきます。
11:00 前常念岳
三角点のすぐ下には避難小屋があります。
出発すると暫くしてついに雨が。
やみそうにもないので
いったん休憩しレインウェアを・・・。
すると、キルトヤーム、ヌグトフールの法則を
身をもって体験。
雨で濡れ、さらに歩きにくくなった長い岩場のくだりを終え、樹林帯へ。
そしてさらに長い樹林帯を終え、三股登山口へ無事到着。
15:00 三股駐車場 到着
今回の山行は、刻々と変わる夏山の天気を肌で実感、
蝶ヶ岳では目の前に広がる穂高の山並みを、
翌日の稜線歩きでは刻々と変わる夏山の景色を、それぞれ楽しむことが出来ました。何より諸先輩方の今迄の経験談を聞けたのが、とても有意義でした。
今年はコロナ禍で、自粛期間が続き、活動も思うようにいかない日々が続きましたが、夏の最後に、このように有意義な山行が出来たことを、大変ありがたく感じました。