◆光岳~聖岳 縦走◆

【光岳-聖岳 縦走】17.10.07(古賀)
【2017年10月7日~9日】
【メンバー】L.中川、SL遠山、浅田、古賀

南アルプス南部に連なる紅葉の山々を巡る山旅

<工程>
易老渡➡易老岳➡光岳➡イザルガ岳➡(易老岳)➡茶臼岳➡上河内岳➡聖岳➡易老渡

◆1日目
7:20芝沢ゲート➡8:30易老渡➡10:30面平➡14:00易老岳➡16:30光小屋
◆2日目
6:00光小屋➡6:10光岳山頂➡6:15光石➡6:40光小屋➡7:10イザルガ岳➡9:13易老岳➡
12:04茶臼岳➡13:50上河内岳➡15:40聖平小屋
◆3日目
4:15聖平小屋➡4:50薊畑➡6:00小聖岳➡7:20聖岳➡8:00小聖岳➡8:40薊畑➡
9:00聖平小屋➡9:53薊畑➡10:40苔平➡12:40西沢渡➡13:30便ケ島➡14:10易老渡➡
15:20芝沢ゲート

<宿泊>
10/7 光小屋泊(冬季開放小屋)
10/8 聖小屋泊(冬季開放小屋)

<山行を終えた筆者の感想>
10月の3連休に縦走を遠山さんと計画していたところ、中川さんから聖岳登頂の
リクエストがあり、ならば光岳から聖岳の縦走と決まりました。運が良ければ
南アルプスの紅葉も楽しめるおまけ付き。
「越後の巻機山&苗場山 山行」と悩んでおられた浅田さんも加わり4名での山行と
なりました。

南アルプスの印象は倒木の多さと倒木までも苔むした幻想的な風景、北アルプスの
荒々しさに対して穏やかで優しく静寂な感じを受けました。 ほとんどのエリアで
携帯が繋がり登山客も多く華やかな北アルプスに対して南アルプスはほとんど携帯が
圏外表示で登山客も少ない原始的で大人の山々という印象でした。

紅葉の見ごろはもう少し先かな?という時期でしたが、所々に色づいた針葉樹は
十分入山者を楽しませてくれました。
又、下山道の西沢渡から便ケ島間の廃線跡の散策道は、沢と広葉樹と日差しが絶妙な
バランスで見る者を楽しませてくれました。

3日間という山行は初めてで体力的にもきついところもありましたが、それ以上に
美しい景色と楽しい思い出をもたらしてくれました。機会があれば是非皆さんも
行ってみてください。

メンバーの浅田さん、遠山さん、中川さん ありがとうございました。

<10月7日(土)>
7:20 白芝沢ゲートを小雨の降る中出発

8:30 易老渡登山口から登山開始
  ・小雨の中、面平に向かう

 ・倒木と苔むした風景が広がる

・急登を乗り越え、光小屋へと続く木道を行く

16:30 光小屋に到着
・冬季は避難小屋として無料で開放
・とてもきれいで清潔な室内

・夕食は食当中川さん調理の肉&野菜具沢山の鍋
(調理も食事も小屋の中 とても快適)

<10月8日(日)>
・光小屋からのご来光
・朝食後、身支度を整え空身で光岳へ向かう

6:10 光岳ピーク

・光岩 シルエットが美しい

・光小屋の様子(出発前のくつろぎ)

6:40 光小屋を出発
・昨日通った木道から光小屋を振り返る

・イザルガ岳への分岐

7:10 イザルガ岳ピーク


・茶臼岳へ向かう

12:04 茶臼岳ピーク

・上河内岳へ向かう

・ライチョウのお出迎え!

13:50 上河内岳ピーク
・ここだけはガスガスでした

・色づいた広葉樹の中を聖平小屋へ向かう

15:40 聖平小屋に到着
・夕食前のコーヒータイム
・夕方から冷え込んだため夕食後は早めの就寝

<10月9日(月)>
4:15 聖平小屋を出発
・小屋内に不要な荷物をデポして聖岳に向かう

6:00 小聖岳
・ご来光 富士山からの日の出は美しい

・聖岳に向かう 自分達の影が斜面に映る

7:20 聖岳ピーク
・風が強く肌寒かったが360度の大パノラマに感動

  ・足取り軽く下山

・小聖岳で制覇した聖岳を振り返る 雄大!

・置いてきた荷物を取りに聖平小屋に戻る
・真正面に聖岳がそびえ立つ

・西沢渡へ下る
・購入したばかりの豊川山岳会Tシャツがまぶしい!

◆参考データ(Geographica)
1日目 行動時間:  9時間10分 行動距離:12.3KM 累計高度:+2,250M  -452M
2日目 行動時間:  9時間40分 行動時間:15.5KM 累計高度:+1,346M -1,610M
3日目 行動時間:10時間55分 行動時間:18.3KM 累計高度:+1,128M -2,696M

合 計 行動時間:29時間45分 行動距離:46.1KM 累計高度:+4,724M -4,758M

◆筆者の勝手なコメント
浅田さん:気力、体力はまだまだかないません
中川さん:手作りのきんぴらごぼうは絶品です!
遠山さん:料理へのこだわりがすごい!
※自宅でも食事を作る二人は食当に適任です
※後の二人は自宅でも料理はしませんので食当には不向きです

K:登山靴を忘れ一度自宅に戻った
N:この山行の為に新調した豊川山岳会Tシャツを玄関に忘れた
K:美味しいコーヒーを振る舞うと豪語したのに自宅に忘れた
A:聖岳から小屋に戻る途中に落ちていたタオルを拾うと豊川山岳会の文字が!

この記事を書いた人

普段は寡黙だが山に入ると口数が増える
歩荷は進んで手を上げるが食当は苦手
動物は大好きだが植物は・・・

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