豊川山岳会

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三股から蝶ヶ岳〜常念岳

      2021/08/02

【蝶ヶ岳~常念岳】2021.7.22~7.23
【メンバー】上田、日浦

■タイム:16:03
■距離:16.2㎞
■上り:2159m
■下り:2152m

【7/21】豊川集合19:00—新城—飯田山本IC—安曇野IC—三股登山口(テント泊)

◇1日目【7/22】
5:00起床ーーー5:45出発—まめうち平—10:42蝶ヶ岳到着(テント泊)

4連休初日の早朝は快晴。三股駐車場は満車状態。
この状況から察するに昨夜はこちらの第1Pに運良く駐車ができた感じです。三股分岐にて登山届を提出。上田さんすかさずその場にいたボランティアの方に登山道の様子を聞く。情報収集は大切なことです。

ゆさゆさと揺れる吊り橋。

「力水」触れるととても冷たいお水でした。

「ゴジラみたいな木」と初対面。私にはチクタクワニ(ディズニーのキャラ)のように見えました。

時より姿を見せる常念岳。誰もが足を止めてこの雄姿を眺めていました。

整備された木道。これから木の階段が続き、暑さと寝不足でなかなかピッチが上がらず少し泣きそうになる。

とにかく暑い(;’∀’)風も大して感じられず。ザック内の2Lの水分が足りるかな?と思うような喉の渇き。他の登山者を抜きつ抜かれつ小休憩をとりながらの登りとなった。
樹林帯を抜けるとお花畑出現。高山植物の宝庫です。
蝶ヶ岳山頂はすぐそこ。

到着すると何とすでにテントが数十張。私にとって初めての山頂テント泊。上田さんが寝心地よさげな場所を選定してくれました。

穂高バックに記念撮影。

早速乾杯です。


夕暮れまで十分時間があったので、疲れた体を癒やそうと木陰を探して寝そべりお昼寝したり、雑談したり、カメラ片手に周辺を散策したりと思い思いの時間を過ごしました。槍穂高を一望しながら上田さんの経験談を聞いてると、私の目には見えない登山ルートが上田さんには何本も見えているかのよう。だんだんと想像力が豊かになり自分自身がそこを歩いているかのような不思議な錯覚にとらわれてゆく感覚が面白い。そしてここに来られて良かったと思うと同時に次への目標が掴めたことを実感しました。

夕日を眺めた後は夕飯タイム。メニューは麻婆なす、海藻サラダ+胡瓜、白飯。上田さんのご実家で収穫された茄子は新鮮で美味。沢山食べれて明日への活力になりました。
そして早々と就寝。

◇2日目【7/23】
AM3:00起床—AM4:25発—蝶槍AM5:11—最低鞍部(2460M)—常念岳AM8:39—前常念岳AM10:05—避難小屋AM10:21—三股駐車場PM14:11

早朝はまだ薄暗い日の出前に出発。安曇野の街を覆い尽くすような雲海にみとれる人々。常念岳を目指します。
蝶槍に着くころ太陽が顔を出しました。

乗鞍岳と御嶽山をバックに。

最低鞍部2460m地点付近。お花畑が広がります。

常念岳へはいくつかのアップダウンを繰り返しながらゴーロ帯を歩く。
標高2857m常念岳山頂。次から次へと登山者が上がってきて狭い山頂は混雑状態でした。
槍ヶ岳がとても近くなりました。ここで穂高ともお別れです。名残惜しいが下山開始です。
「常念乗越」常念小屋へのトラバースルート(上級者向け)あり。上田さん曰く、以前はなかったとのこと。整備されたのでしょう。

ゴーロ帯を抜けるまで慎重に足を運ぶ。途中、雷鳥の雄を発見。岩と同化して見えます。

避難小屋(石室)を興味本位に覗くとこのような様子でした。

この後、樹林帯に入りつづら折りを繰り返し3時間半ほど下る。
三股分岐のすこし手前の所に絶好の休憩ポイントを見つけ沢の水で顔を洗う。一気に汗がとれて生き返る。

そして無事に下山しました。

***感想***
あれは3年前。初めての北アルプス登山、穂高岳山荘のテラスで疲れた身体を癒し寛いでいた時に目の中に大きく飛び込んできた常念岳の山容の美しさが忘れられず。
今回、蝶ヶ岳から常念岳の縦走は何度足を運んでも良い山と言ってくださる上田さんと同行し、梅雨明け直後の晴天、槍穂高の素晴らしい眺望を堪能してきました。
常念岳から眺めた奧穂高岳は私の目線より少し高めの位置に鎮座し、雪の付く涸沢カールを裾にまとい少し控えめな、でも存在感は抜群でした。
蝶ヶ岳山頂に早い時間に到着したにもかかわらず、ゴロゴロ寝転んで過ごしてしまったことが今となると心残り。もっと山頂付近をじっくり歩いて目の前に広がる山々や地面、空の色や雲の変化に何か特別な事象を見つけてみたかったと、まだまだ山頂での過ごし方が下手だなと思いました。そして私にとって縦走登山は初めての経験でした。テント、二人分の食材ほか個人装備以外のギアを沢山背負ってくださった上田さんに感謝です。反省点としては個人装備だけで弱音を吐いていた自分に足りないもの(体力と根性⁈)を色々と感じた山行でした。

<観想:上田>
約2年ぶりの北アルプス登山は、日浦さんのリクエストで蝶ヶ岳~常念岳の周回コースで槍・穂高の展望を楽しんで来ました。同ルートは1983年6月、1988年11月、2012年8月とメンバーや季節を変えながら何度も楽しんできたお気に入りのルートの1つ。https://toyokawa-ac.jp/jyuusou/358
今回も天候に恵まれて、常念岳への縦走路と槍・穂高の大展望、素晴らしかったです。初日はいつもの寝不足と暑さで自分も結構消耗しましたが、蝶ヶ岳のテントサイトでのんびりできました。久々の蝶ヶ岳のテントサイトは満杯で、コロナ禍でテント泊をめざす若者が多い印象でした。稜線からの槍穂高の展望を日浦さんと眺めながら、かつて登ったルートなどの話ができたのは楽しいひと時でした。4連休を利用しての剱岳パーティの入山情報をLINEで交信できて、楽しさが伝わってきました。日浦さんも初めての山でのテント泊で最初心配気味でしたが、たっぷり睡眠がとれたようで良かったです(^^)/ 常念岳の登りや前常念からの下りなど、岩稜帯、ゴーロ帯の歩きはワイルドで、転倒などの恐れもあるので十分気を付けたいですね。

縦走が進むにつれて少しずつ槍穂の展望が変わるのも楽しみです。涸沢や屏風岩が良く見えてきます。

 コロナ禍の中で、職場環境などで山に向かえない方も多い中で、今年度の後半あたりからは感染が落ち着いて、行きたい人が自由に山に行けるようになることを祈りつつ、自分も日常のトレーニングをしていければと思います。

<お天気の状況>
平年より3日早く7月16日に梅雨明け(関東甲信)があって、好天を期待しての入山となりました。7月22日、7月23日 9時の地上天気図を記します。太平洋高気圧はバンバンの勢力で安定というわけではないですが、両日とも日本海にある高気圧に覆われてほぼ安定したお天気となりました。午後からは安曇野から沸き上がった雲が稜線を覆うこともありましたが、雷の確率も高くなく安心して歩けました。雲が早めに沸き上がる日は、やはり早立ちが大事ですね。

この記事を書いた人

hiura

 - 縦走

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