鳳凰三山
20014年9月9日(火)
【メンバー】 小野
富士山見ながら歩く山行をしたいと考え、どこにしようか迷った結果、南アルプスから眺めることにした。
前日1930に豊川を出発し、約4時間で登山口近くまで行き車中泊。
当日は5時に起床し、朝飯をすませ登山口に向かう。
今回は青木鉱泉を起点、終点とした周回コース。
6時半スタートで青木鉱泉から出発。今年の山行は天気が良かったことがほとんどないが、今回は朝から雲ひとつない快晴。
青木鉱泉
雲ひとつない快晴
往路はドンドコ沢登山道を使い、滝見登山。
アザミ
一つ目の滝は南精進ヶ滝。そこそこの大きさで展望台も割と近いのでいい感じに見られる。
サラシナショウマ
二つ目は鳳凰の滝。見られる場所は遠いが左右両側のフェイスから滝が落ちていてなかなか良かった。
三つ目は白糸滝。これはちょっと離れていて残念だった。
タカネヒゴダイ?
四つ目は五色滝。この滝は結構落差のある滝の上、滝つぼまで行くことができ、とても迫力があった。
もう少し見ていたかったが、先は長いので写真を撮ったら早々と歩きだす。
ヤマホタルブクロ
鳳凰小屋で少し休憩をし、一時間ほど歩くとようやくオベリスクに到着。
オベリスクに登る人も何人かいた
ここで観音岳を眺めるとその後方には目的の一つである富士山が姿を見せていた。
この後は富士山を眺めながらの縦走を期待する。
オベリスクの頂上に登っている人がいたので、自分も上がってみようと試みたが、高所恐怖症のチキンハートはロープのかかっている支点手前でビビって撤退。やはり、わたくし岩場には向いておりません。
たくさん並んだお地蔵さんを眺めながら賽の河原を後にして、観音岳に向かうも前方は雲が上がってきている。
ホウオウシャジンと北岳
観音岳近くまで来るころには、その先の薬師岳の先に雲がかかり富士山は見ることができなくなっていた。
残念ながら富士山を見ながらの稜線歩きはできなかったが、甲斐駒ケ岳や仙丈ケ岳、そして北岳を眺めながらの縦走になった。
日陰に隠れるワンコ
観音岳から薬師岳の気持ちのいい稜線を歩き、時間も三時近くになっていたので足早に下山開始。
下山は中道を使ったが、ここもひたすら長かった。しかもドンドコ沢登山道のように滝はないし、すぐに樹林帯に入るため展望もない、その上花もないので黙々と下山する。2時間程登山道をひたすら歩き、そのあとは40分ほど林道を歩きようやく青木鉱泉に辿りつくことができた。
久しぶりの快晴の山行は暑かったが、やはり青い空と景色を眺めながらの山行は素晴らしかった。
富士山を見ながら帰路につく
鳳凰三山
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