中ア・正沢川・幸ノ川 

【中ア・正沢川・幸ノ沢】2016.9.13(白井)
【年月日】2016年9月10日~11日
【メンバー】山形、白井、他(豊橋山岳会の方3名)

今回は豊川・豊橋山岳会合同の沢登りとなった。
以前より山形君が一緒に沢登りに出かけていた豊橋のS木君達豊橋山岳会の3名の方と沢登りに行くということで、自分も参加させてもらった。
昔は溪稜会の人と一緒に山へ出かけていた自分だが、豊橋の人と行くのは初めてだと思う。

日曜日の天気予報が今一つでしたが微妙なので行くことにする。
19号線沿いの道の駅「日義木曽駒高原」に大きな7人用テントをはり1時半ごろまで宴会。
翌日11日は5時に起きて車で移動し福島Bコースの登山口へ6時半頃到着。
心配した天気は曇ってはいるが何とか持ちこたえてくれている。
身支度を整え7時ごろ出発。
福島Bコースが幸ノ沢を渡渉する所まで林道を歩いてゆく。そこが今回の入渓地点となる。
曇っていて気温も涼しいのだが歩くと暑い。
林道を20分ほど歩くと入渓地点の着く。
入渓地点からは真正面に目指す本流がずっと見えていた。
堰堤を二つほど越えると本番である。
さすがアルプスの沢だけあって水の冷たさが半端ない。
手を水流に浸しているとじきに冷たさで耐えられなくなる。
途中の10mほどの滝で水を浴びながら登らなくてはならない所では、頭からかぶる水の冷たさに皆悲鳴をあげて必死になって抜ける。
最後尾で観ていた白井はちゃっかりカッパの上着を羽織事なきをえる。
なんつったって寒いの嫌いですから。
沢登りは嫌いではないが冬の寒さより、沢登りの寒さの方が嫌いな白井です。
途中時折日差しも差し予想以上に天気が良い。
結局ロープを出したのは初めの方の滝を登る時に豊橋さんの入門者の二人を確保するときに出しただけでした。

11時半頃登山道に出て11時50分ごろ7合目の避難小屋に到着して大休憩する。
8年ほど前に細尾沢に行った時も通った小屋である。
こじんまりとした綺麗な小屋であった。
下りはS木くんのハイペースな下りに引っ張られあっという間に登山口に戻ることが出来た。
最後使われなくなったスキー場の野原の草原を通る林道では、なんとなく秋の雰囲気を感じました。
結局ずっと雨は降ることなくラッキーな一日でした。

では以下に写真を並べますので雰囲気を感じてください。

登山口のスキー場跡地

林道終点ですぐに渡渉する入渓地点です

豊橋山岳会の面子

沢も伏流水となり登山道手前
小屋前で全員で記念写真

幸ノ沢は特に難しいところも無く枝沢を間違えて登ることも無さそうで、入門者にはお手頃な沢だと思います。
ただちょっと変化に乏しく単調な所があるのが残念か。
しかし、名峰木曽駒ケ岳の懐を流れる沢だけあって、雰囲気は一級品。
周辺の樹木もツガやシラビソなどアルプスの山を十分堪能できました。
あと、比較的大人数の5人PTであったこともあり賑やかで楽しい沢登りを楽しめました。
気が付け自分はばこれが今シーズン初の沢登りでありました。
来シーズンはもう少し泊りで大きな沢へチャレンジしてみたいです。

 

この記事を書いた人

クライミング全般大好きです。
仲間と楽しいクライミングを重ねて行きたいです。
一応現在チーフリーダーをやらせてもらっています。
愛犬、愛妻、愛娘と新城市で暮らしてますが、私が愛されているかは、解りません...

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