北股谷

★山行名 【北股谷】
★年月日 【2001年7月20日~23日】
★メンバー【鷲見 永田(春日井)】

7/19
夕方8時出発で飯田から高速経由で小滝へ、2時に到着。駅で少し眠る。

7/20
6時過ぎに起き、車で詰めるが、高浪湖経由のフィッシングセンター経由で発電所手
前に車を置く。去年は間違えて、余分に4Kmぐらい歩いてしまったところだ。
林道を歩いていると、この流域で釣りをしている人に出会うがほとんど釣れないよ
うだ。まだ目白アブがいないので助かる。途中、3台の車が私たちを抜いていった。
1時間半程で中俣新道へ取り付くがそろそろ暑くなってくる。
途中、男5人、女2人のパーティーに追いつくが、途中抜きつ抜かれつした後、追い
ついて来なくなってしまった。この時期に標高600mから1600mの登りはとてつもな
く暑い。加えて風通しが悪く難渋する。
頂上は、小さな池塘が広がり、日光キスゲ、緋オウギあやめの群落に覆われ、朱鷺
草、立山リンドウなどが足下に植わっている。悪いなと思いながらダメージを少な
くしようと雪渓のあたりから入り込み、藪をかきわけ黒岩谷を下る。すぐに水が出
てきて、途中大休止でそうめんタイム。沢水で作るそうめんは絶品である。
一気に本流まで降り、釣りを開始するが少し小型?の岩魚が反応する。尺前後を2匹
のみキープしてテント場へ。7人パーティーも追いつきタープをはり焚き火を始めた
ようだ。刺身を作り、ビールを飲むがとってもおいしい。焚き火を囲んで、話をす
るが、長野のロックアンドブッシュと言う会の人達であった。

7/21
今日は猿ケ滝上部を釣り上がる。去年程大きくはないがぼちぼち釣れ、楽しく遡行
する。
宗右衛門の滝の前には高さ5m、長さ30mぐらいのスノーブリッジがあり今にも落ち
そうで不気味だが下をくぐって滝を超える。滝の上も釣れるがすぐにスノーブリッジ
があり、もっとやばそうなので帰ることにするが、昼寝をし、永田氏が先にかえり
宗右衛門の滝を下るとスノーブリッジが崩壊していた。まさか永田氏が下敷きにと
思ったが、崩壊したブリッジを超えていくと釣り下っていた。なにもなくてよかった。
ためしに、岩魚の開きを作り、途中、日の当たるところに置き、帰りに回収しよう
と思ったが、永田氏の開きは、頭の所にハエの卵を口からはみ出るほど植え付けら
れ、私の開きは、頭を残して何者かに食べられてしまった。
しかたがないので、最後に6匹ばかりをキープし、フライにして食べてしまった。

7/22
ロックアンドブッシュは朝、釣り荒らした後、帰ってしまった。
今日はその近辺を釣る事にし、私は上へ、永田氏は下へ下る。長めのラインに切り
替えて、ポイント、ポイントを狙うが流れにうまく乗せるとよく反応する。猿ケ滝
まで4匹、釣り下って4匹、黒岩谷では8匹ほど釣る。永田氏もたくさんあげ、10匹を
焚き火に並べ、塩焼きにして食ってしまった。

7/23
今日は帰るのみ。
8時過ぎに出発し、10時半には上の池塘へ。緋オウギアヤメの横で靴を変え、下って
ゆくが妙に暑い。
12時半には中俣小屋に着き、冷たい清水をのんで林道を歩き始めるが、車が降りて
きたので手を振って乗せてもらう。
今日は月曜日なので仕事で入ってきているようだ。ゲートまで乗せてもらう。
大町で温泉にはいり、焼肉のサカイで栄養を補充して帰る。

―記:鷲見―

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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