折立~薬師小屋~上の廊下上部~水晶岳~高天原温泉~立石~薬師小屋~折立

★山行名 【折立~薬師小屋~上の廊下上部~水晶岳~高天原温泉~立石~薬師小屋~折立】
★年月日 【2001年8月11日~8月15日】
★メンバー【鷲見】

その昔、上の廊下に行ったけど、立石より上部は雨の為はしょったのでつなげる為に入る。
水晶岳も頂上に立ったことがないのでついでに登ったが、一番の目的は釣りである。

8/11
今シーズン3回目の折立である。そして盆なので今だかつて見たことがないほど人がいる。
また、本流の水量は非常に少なく、どこを渡渉してもOKになっていた。
釣りをするがまったくつれず、赤木沢の手前をテント場とし、2匹ほど小さいのをかけるの
み。なぜか白い斑点が目立つ岩魚である。

8/12
今日はこの近辺を釣ることにする。ウサギ平にはテントが張ってあり一匹小さい岩魚がつか
まえてあり、ネットに生かしてあった。恵比寿ビールが4本置いてあり、1本のみからである。
上部に釣りに行った気配がある。黒部五郎沢まで5時間もかけて釣り上がるが7匹のみで、
非常に小さい。黒部五郎沢を攻めると、1時間半ぐらいで8匹ゲット。23センチぐらいまで
あがる。夕マズメになり祖母谷をいくと、型のいいのが出始めるが、3匹釣った時点で夕立
が本降りになり、テント場が見つからなくてたいへん。まだ上流の方なので増水のレベルは
どうにかなるぐらいである。祖母谷の対岸によいテント場を見つけ事なきを得る。

8/13
昨日の雨で祖父谷をまだ釣りあがっていないので、詰めてみるがなぜか釣れない。
なんのことはない、一人先行者がいた。いろいろ話をしてみるが、昨日から釣りはじめて坊
主らしい。これから雲の平まで行くとの事。私は本流に戻り、釣り上がるが、下からのパー
ティーと、上からの釣り下りでなかなかにぎやかで、岩魚が出てこない。しかし、小型なが
ら上流部は魚影が濃いい。12時前ぐらいに登山道につきあたり、水晶の方へ向かう。高山
植物も多く、出会った老夫婦に名前を教えてもらう。こごめ草、伊吹ジャコウ草は初めて見
る花で、長之助草も群落であった。この辺りの花は、なぜかどれも大きめである。どんどん
飛ばしてゆき、2時過ぎに水晶岳に到着する。立石までまだかなりあるので、温泉沢を下っ
てゆき、露天の温泉に入り、そのまま温泉沢を下り、岩苔小谷を下って、3回ほどスリルの
ある高まきをして、立石に7時10分に到着する。(高天原温泉からは尾根道で立石まで降
りる道があるが、私はとうに忘れてしまっていて、直接沢を降りてしまった。よいこは真似
をしなように)中村氏も30分ぐらい前に到着したばかりらしい。ビールを飲み、楽しく過
すが動きすぎて寝付きが悪い。

8/14
なぜか5時前に目がさめたので、岩苔小谷で釣りをするが、24.と23の岩魚をゲットする。
朝から刺身を食べ、元気をつけるが、周辺で釣りをしていて、出発が10時を超えてしまっ
た。本流を探るがあたりなしである。2週間前に来た人が言うには、その時は入れ食いで27
センチ前後の岩魚がたくさん上がったらしい。立石奇岩の前でそうめんを食べ、A沢の出会
いでテントを張り、釣り上がる。やはり、ここにも人がいて当たりがないが、右側の探って
なさそうな所を流していたらやっと掛かった。掛かりが浅いので、大急ぎで陸にあげそのま
まほうり投げると案の定ばれてしまった。カラビナをあごにかけ、事なきをえた。28セン
チあり、うまそうな刺身サイズ。中村氏より先に帰り、米をとぎ、刺身を作り、寿司太郎を
作る。

8/15
今日は村上に夕方までに行かないといけないので8時過ぎには出発。太郎平を越え、椅子の
たくさん有るところで、ぱったり、蛍雪の秋田さん以下4人に会う。11月に台湾の玉山に
行くので行かないかと誘われる。来年のオートルートは行くのでその旨伝えておく。12時
過ぎに折立に着き、村上に向かうのであった。

PS,今回生米を持ってゆき、晩にたき、朝にたべ、昼飯用に、おにぎりまで握ってしまっ
た。1回、2.5合で有り余るほどあった。みそ、梅干も普段使っているものを使うとおいし
くいただけます。
       ―記:鷲見―

この記事を書いた人

愛知県豊川市に拠点をおき、奥三河の山々をホームゲレンデに、四季のアルプスのピークハント、縦走、ロッククライミングから沢登りとオールラウンドな山登りをしています。
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